マザーハウス、初の海外店舗オープン
2025年7月、マザーハウスのアパレルライン「ERIKO YAMAGUCHI」が、海外初となる店舗をタ イペイの新光三越にオープンしました。この新しい店舗は、観光やショッピングの中心地である信義エリアに位置し、台湾および世界中のお客様に向けて、マザーハウスの独自の世界を提供します。
ERIKO YAMAGUCHIのブランドコンセプト
「ERIKO YAMAGUCHI」は、デザイナー山口絵理子によるブランドであり、2022年9月に誕生しました。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理想に基づき、服やバッグ、ジュエリーなどのファッションアイテムを通じて独自のスタイルを提案しています。性別や年代を問わず、どんな誰にでも似合うボーダーレスな魅力があるのが特徴です。
このブランドのデザインは、多様性を重視し、着る人の個性に合わせて色々な表情を見せることができます。例えば、素材選びにも徹底的にこだわり、天然素材の持つ「揺れ」や「弛み」といった特性を生かしたデザインが施されています。
初の海外進出へ
マザーハウスは、台湾においてはすでに4店舗を運営しており、今回はアパレルラインとしての初出店です。これまでの催事出店の経験を元に、多くのお客様から寄せられた期待に応えるべく、より本格的な進出を果たしました。
新光三越のA11店は、5店舗目となり、台湾の方々にERIKO YAMAGUCHIやマザーハウスの魅力を広めるための重要な拠点となることでしょう。
ブランドのさらなる拡大
「ERIKO YAMAGUCHI」のデザインは、東洋的な布をまとう感覚と、現代の都市に適応したシルエットが融合しています。また、アジアの職人たちの手により生まれたアイテムは、身にまとうことで感じられる「境界のない世界観」を体現しています。
山口絵理子の情熱
山口絵理子は、2006年にマザーハウスを設立し、以降途上国の素材を活かしたファッションアイテムを展開してきました。多くの受賞歴を持ち、様々なメディアに出演するなど、彼女の努力は国内外に広がっています。
マザーハウスの理念
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という理念を掲げ、マザーハウスは途上国の技術や素材を用いて製品を創出することで、持続可能なファッションを実現してきました。現在では、国内外に約56店舗を持ち、ますますその影響力を強めています。
このように、台北の新しい店舗が果たす役割は大いに期待されます。これからもマザーハウスのさらなる展開に注目です。