サウナシュラン殿堂入り施設での研修
2026年3月上旬、サウナシュランに名を連ねる「北こぶし知床ホテル&リゾート」で、建築やホテル業界のプロフェッショナルを対象にしたサウナ視察研修が行われました。この研修は、特注家具や木工を手がける株式会社アーティストリーの木工サウナー、大西功起氏が主導し、建築設計者やホテル運営者など、幅広い参加者が集まりました。
研修の目的と背景
近年、日本ではサウナ施設の開発が進んでいますが、ただ単にデザイン性の高いサウナを設置するだけでは十分ではないとされています。大西氏は、プロジェクトの源流から良いサウナは生まれると考え、参加者のサウナに対する知識向上を図るべく、この研修を企画しました。プロジェクトにおいて、サウナの導入は単なる付帯設備ではなく、ブランドの魅力を引き出す重要な要素とされています。
研修内容
今回の研修では、参加者たちは実際に「北こぶし知床ホテル&リゾート」の施設を体験しながら学ぶことができました。このホテルは、「今行くべきサウナ」として評価されている施設の一つで、サウナシュランの殿堂入りも果たしています。大西氏にとっても、このサウナは自身が手がけた初めてのプロジェクトであり、特別な意味を持っています。
研修中は、ホテルの経営者からサウナ導入後の実績や投資効果、来客層の変化について直接聞く貴重な機会が設けられました。これにより参加者は、サウナを通じて施設の価値を向上させるための具体的な考え方を学びました。
参加企業
研修に参加した企業は、株式会社三菱地所設計、株式会社日建設計、株式会社竹中工務店、そして大成建設株式会社などの名だたる企業を含む、合計六社が参加しました。
今後の展望
株式会社アーティストリーでは、今後もこのような研修を通じて、サウナを活用した空間創出の仕方やその重要性を広めていく方針です。サウナの魅力をより深く理解し、業界での知見を共有することで、日本のサウナ文化の発展に貢献していきたいという思いがあります。
大西功起について
大西功起氏は、株式会社アーティストリーの取締役であり、フィンランド大使館認定のサウナビルダーとしても知られています。彼はさまざまなプロジェクトに携わりながら、サウナの企画から設計・施工まで幅広く活動しています。今後の活躍にも期待が寄せられます。
サウナ研修を通じて、新たな可能性を広げ、多様な空間へと変革をもたらすことが期待されるこの取り組みは、サウナファンのみならず、建築業界でも注目を集め続けることでしょう。