Y. & SONS新コレクション
2025-08-26 11:04:26

自由な発想できものの魅力を引き出すY. & SONSの新コレクション発表

株式会社やまとの展開するブランド、Y. & SONSが2025年秋冬コレクションのシーズンビジュアルを公開しました。このブランドは「きものテーラー」をテーマに、従来の枠にとらわれず自由な発想で現代におけるきものの新しい形を提案しています。

今回のコレクションでは、いくつかの伝統的な素材に着目し、それぞれの生地の特徴を最大限に引き出した仕立ての魅力を追及しました。片貝木綿や十日町紬、米沢織など、全国各地の伝統的な織物と協力し、素材そのものの力を活かした新たなものづくりへの挑戦が続いています。

全国の素材を活かす


新しいコレクションの一部には、片貝木綿を使用したきもので、価格は66,000円(税込)からスタートします。このシリーズでは、無地の反物を製作し、木綿の素朴な魅力を引き立てるよう設計されています。さらに、十日町では経絣や撚り糸を駆使し、奥行きのある織物を生み出し、米沢織では強撚糸やシルクモールを使用して立体感を生かしたデザインが施されています。

片貝木綿や十日町紬は9月上旬、米沢織は10月下旬に発売される予定で、すでに多くのファンの注目を集めています。

個性的なウール素材


このコレクションでは、尾州の素材からも注目のきものが登場。表裏で異なる色合いのウール生地を用いたデザインが提案されており、どちらの表情を前面に出すかで全く違った印象を楽しむことができます。また、1900年代に遡る古い見本帳を参考にした粗野な風合いのウール素材を使用したアイテムも展開されます。これは、色糸を複雑に組み合わせた独自の生地で、きものだけでなく作務衣にも使用されています。こちらのシリーズは11月上旬に発売予定です。

丹後ちりめんの特別な一反


新たな挑戦として、京都の丹後で製作されたちりめん素材を使用したきものも登場します。「網代」と「向鶴」という伝統的な紋意匠が施された特別な反物は、すべての工程が丹後内で行われており、質の高いシルク素材の魅力を楽しむことができます。希少な八丁撚糸を使用することで、独特の風合いと立体的な紋意匠が生まれています。この丹後ちりめんは10月上旬に発売される予定です。

コラボレーションアイテムも注目


Y. & SONSの新コレクションには、THOMAS MASONのシャツ生地を使用した羽織も含まれており、こちらはシルク糸を用いた縫製で見た目の変化を楽しむことができるデザインです。また、Graphpaperや他の日本の気鋭ブランドとのコラボレーションにより、各ブランドのテキスタイルを活かしたセットアップスタイルやアウターも展開し、より多様な選択肢を提供しています。

販売店舗とお問い合わせ


Y. & SONSの商品は、東京・神田と京都に店舗があります。また、オンラインストアでも購入が可能です。価格帯はきもので66,000円(税込)からピッタリのアイテムを見つけられます。詳細は公式サイトで確認でき、これからの季節にぴったりなきものでのコーディネートを楽しんでみてはいかがでしょうか。

Y. & SONSは、固定概念から解放された自由な発想で、伝統と革新が融合したアイテムを常に発信し続けています。今後も2025年4月にはパリでの展開もあり、新たな価値を創造するブランドとして、ますます目が離せません。


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