アイ.エス.テイの新素材「プラチナウール™」がミラノで注目集める
滋賀県の株式会社アイ. エス. テイは、新素材プラチナウール™の春夏コレクションを2025年2月にミラノで開催された第40回ミラノ・ウニカにて発表しました。今回のコレクションは、アイ. エス. テイが提案する革新的な素材の魅力を引き出したもので、多くの来場者から高い評価を得ました。
プラチナウール™の特長とその魅力
プラチナウール™は、独自の加工技術を用いることで、ウールの持ち味を最大限に引き出した素材です。特許を取得したこの加工が施されることで、ウールの繊維は細く加工され、美しい光沢感を持つ上品な仕上がりが実現されています。肌触りも滑らかで、ウール特有のチクチク感は一切ありません。
新素材は夏の厳しい気候でも快適に過ごせる特性を持つため、春夏コレクションに特に適しています。接触冷感と呼ばれるクールタッチの感触は、着心地の良さを追求する現代の消費者にとって、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
展示されたコレクションのテーマ
今回の春夏コレクションは「青と黒」をテーマにしています。「黒曜石のブラック」という色合いは、ラグジュアリーでサイバーパンクな美学を象徴し、深い夜の色彩を表現しています。また、「地中海のブルー」は、海やリビエラのエレガンスを連想させる爽やかな印象を与え、まさに春夏にふさわしいスタイリングを提案しています。
ミラノ・ウニカの重要性
ミラノ・ウニカは、世界中のファッション関係者が一堂に集まる国際見本市で、プラチナウール™の春夏コレクションは多くのバイヤーの目を引きました。726社の企業が参加し、約12,000人のバイヤーが集まるこの展示会では、来場者からの積極的なフィードバックが寄せられ、プラチナウール™の将来に期待が寄せられています。
株式会社アイ. エス. テイの理念
株式会社アイ. エス. テイは「不可能を可能にする」を企業の核とし、高付加価値な素材開発に従事しています。設立から数十年にわたって、ポリイミド樹脂や高機能複合繊維の開発を手掛け、業界トップのシェアを誇る製品を展開してきました。
今後も、プラチナウール™を通じてシーズンごとのトレンドを打ち出し、より多くの顧客に素材の魅力を伝えていくことが期待されます。アイ. エス. テイは、これからの素材市場に新しい風を吹き込む存在として、今後も注目され続けるでしょう。