ORIHICAと女子美術大学が新たなファッションの未来を創造するプロジェクト

ORIHICAと女子美術大学の産学協働プロジェクトが始動

株式会社AOKIが展開するファッションブランド『ORIHICA』は、女子美術大学とフレックスジャパン株式会社の協力のもと、産学協働プロジェクトの第4弾を発表しました。このプロジェクトは、日本のファッション業界の若手デザイナー育成を目的とし、2022年からスタートしました。新たなプロジェクトではレディースのトップスがテーマとなり、ORIHICAの代表的な商品である"ORIHICAフラミンゴPANTS®"とのコーディネートを軸に、2人の学生が提案したアイデアが商品化されます。これらの商品は2025年4月からORIHICAの公式オンラインショップで購入可能になる予定です。

学生デザイナーによる新しい提案

女子美術大学芸術学部アート・デザイン表現学科の山村美紀教授は、「ORIHICAのデザイナーとして、自身の企画に責任を持つことが重要で、相手に伝わる表現力も学ぶ機会を提供できたと考えています。"Key to the new lifestyle"というORIHICAのコンセプトを基に、自由な発想と多様性のある作品が生まれたことに満足しています」とコメントしました。このプロジェクトでは、学生たちがレディースファッションをデザインする際の意識を高め、多様な視点からアプローチすることが求められています。

大学院で学ぶ学生たちの思い

ORIHICAのクリエイティブディレクター、サリーム・ダロンヴィルは、学生たちにリサーチや商業デザインについて学んでもらうことを目指しています。「欧州ではファッション業界と教育機関の連携が盛況ですが、日本の学生たちも国際的に活躍できるよう、より多くの取り組みを進めていきたい」との意気込みを示しています。

市場に応じた新たな視点

商品部レディース企画担当の兼田佑美は、学生たちから得られた提案について「柔軟でクリエイティブな発想とORIHICAらしさが融合した非常に新鮮な視点を感じました。特にオフィスカジュアルに馴染みの少ない世代ならではのアイデアには驚きと感動を覚えました」と述べています。今後、これらの提案を商品開発に活かしていく方針です。

このような産学協働プロジェクトは、ファッション業界の未来を担う若手デザイナーの育成に寄与するだけでなく、ブランド自体にも新たな視点をもたらします。ORIHICAと女子美術大学の取り組みから生まれる新たなファッションアイテムの登場が、私たちのライフスタイルにどのような影響を与えるのか、今から楽しみです。