伊藤潤二の名作「富江」が朗読劇に!
ホラー漫画界の巨匠、伊藤潤二の作品「富江」が期待の朗読劇として2026年1月にヒューリックホール東京で公演されます。開催に向けての稽古場からは、出演者の熱気あふれる状況や、意気込みが伝わってくるレポートが届きました。
稽古場レポート
12月下旬、開幕までのカウントダウンが始まり、稽古場に足を踏み入れると、迫力に満ちた声が響いていました。富江役の佐倉薫さんとその姉保子役の高森奈津美さんを中心に、他の出演者たちも一堂に会し、役に対する真剣な姿勢が感じられました。特にセリフを言うために立ち上がる際の緊迫感は、演技に対する意識の高さを示していました。
稽古の合間には、演者同士でのコミュニケーションも見受けられ、特に野津山幸宏さんのユーモアが場を和ませる様子が印象的でした。キャラクターの激しい感情表現がリアルに伝わり、富江の恐怖の本質が声を通して際立っていました。演出を担当するのは、怪談師としても知られる村上ロックさん。この独自の語りが、物語の恐ろしさをさらに引き立てる役割を果たしていました。
座談会インタビュー
伊藤潤二の代表作として知られる「富江」の朗読劇。出演者たちが、この名作に対する思いや役柄への意気込みを語りました。
佐倉薫さんは「富江役を演じることに驚きと喜びを感じています。性格が全く異なる私にとって、思い切り演じることができるのが楽しい」と語ります。高森奈津美さんも「生々しい演技が求められる役柄で、自分の演技によって保子の人生を表現する責任を感じています」と熱意を述べました。一方で、野津山幸宏さんは「普段は美形役が少ない中、森光夫という役は斬新で、役づくりが新しい挑戦です」とのこと。
ホラー作品に不安を抱く高塚智人さんは、「一番苦手なジャンルですが、原作を読んでその魅力に気づきました」と笑顔を見せました。演者たちがそれぞれ異なる視点からキャラクターに挑み、熱い思いが交わされている姿が印象的でした。
役作りの過程に焦点を当てて
それぞれのキャラクターに込める思いや、役作りについての考えも語られました。役を演じることの難しさや楽しさ、キャラクターの内面を探求する過程が深く語られており、観る者へのメッセージも感じられました。特に、舞台での音の演出についても注目が集まり、音だけで情景を想像させることの面白さが強調されていました。
公演の魅力
最後に、特に注目してほしいシーンや観客へのメッセージが紹介され、稽古を経てさらに磨かれていく朗読劇の完成度が期待されています。伊藤潤二の作品の流麗な美しさと、同時にそこに潜む恐ろしさを、音の力で表現する見どころが際立つ作品になりそうです。
この素晴らしい朗読劇に期待が高まる中、ぜひ会場に足を運び、伊藤潤二の独特な世界観を楽しんでほしいものです。
公演情報
公演名
Lemino presents アニマックス朗読劇「富江」
開催日
2026年1月12日(月・祝)~1月18日(日)
全10公演
場所
ヒューリックホール東京
チケット情報
全席指定11,000円(税込)
公式サイトやX、インスタグラムにて詳細情報もチェックできます!