ショートドラマアプリ「BUMP」の成長を支える資金調達
emole株式会社は、ショートドラマアプリ「BUMP」を運営しています。最近、同社は静岡銀行など七つの金融機関から、デットファイナンスによって6.9億円を調達したことを発表しました。これにより、2024年2月に実施したシリーズAラウンドでの資金調達を含め、累計の調達額は18.5億円に達しました。
資金調達の背景
emoleは「創造で挑戦できる世界へ」というビジョンを掲げ、BUMPの開発と提供を行っています。アプリは2022年末に登場し、急速に成長を遂げています。現時点でダウンロード数は250万を超え、SNSでの動画再生回数は30億回を突破しました。また、流通取引総額(GMV)は前年比で約200%の成長を見せています。
ショートドラマ市場の拡大
ショートドラマ市場は急成長を続けており、特に日本市場は2023年ごろから拡大しています。予測では、2026年には市場規模が1,530億円に達する見込みです。大手企業やスタートアップの参入が相次ぎ、競争が激化する中でemoleは独自の立ち位置を維持し、プラットフォーム運営とコンテンツ制作の両方を手掛けています。
海外展開とクリエイター支援
emoleは今年、サービスを100の国と地域に拡大し、韓国や米国での現地制作も行っています。クリエイターへの収益還元は累計1億円を超え、持続可能な「クリエイターエコノミー」の構築に向けた努力も続けています。
今回の資金使途
調達した資金は、以下の施策に充当される予定です:
- - コンテンツ拡充:制作体制を強化し、ユーザーにより魅力的な作品を提供。
- - 海外展開強化:現地制作やマーケティング施策に資金を活用。
- - プラットフォーム基盤強化:視聴者の関心に合った作品を提供することで、視聴体験を向上させます。
多様な金融機関や投資家からの資金提供を受けて、emoleはショートドラマ制作に新たな取り組みも始めています。CEOである澤村直道氏は、今回の資金調達に対して大変嬉しく思っており、国内のトップポジションを築くための体制を構築していく意向を示しています。
「BUMP」について
「BUMP」は、1話あたりの長さが1分から3分の短編ドラマを提供するアプリです。ユーザーは「待つと無料」で視聴でき、課金や広告視聴を通じてコンテンツを楽しむことができます。多様なジャンルの作品が配信されており、特にZ世代の女性から高い支持を得ています。
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emole株式会社について
emoleは2018年に設立され、東京都目黒区に本社を構えています。今後も「創造で挑戦できる世界へ」というビジョンのもと、事業を拡大していく姿勢を示しています。興味のあるクリエイターや事業者の方々は、ぜひお問い合わせください。