『サボテンの微笑み』
2026-03-31 18:28:50

ケムリ研究室新作『サボテンの微笑み』東京公演が開幕!独特な兄妹の物語に注目

ケラリーノ・サンドロヴィッチと緒川たまきによる演劇ユニット、ケムリ研究室の新作が、東京のシアタートラムにて公演をスタートしました。タイトルは『サボテンの微笑み』。この作品は、岸田國士の短編戯曲『温室の前』からインスパイアを受けたもので、外界から隔絶された兄妹の恋愛騒動を描く会話劇です。

舞台は昭和3年、東京郊外に位置する立派な洋館。兄妹の名は学と空子。二人は親の遺産を背景に、何不自由ない生活を送っていますが、同時に孤独や寂しさも抱えています。植物を育てる兄と、その面倒を見る妹の微妙な関係性は、まるで夫婦のように見えます。そんな兄妹の日常が、旧知の夫婦である日乃出とマユミ、そして学の友人で作家の鳥羽の訪問によって、少しずつ変わっていく様子が描かれます。

作品は、ロマンティックコメディーや不条理劇など、様々な要素を取り入れた精巧な構成を持ちながら、「小さな物語」を目指して作られています。観客が思わず引き込まれるのは、兄妹の交流と訪問客たちの不器用な恋愛模様。特に、年越しの短い会話から広がる二人の親密さは、観る者の心を惹きつける力があります。

『サボテンの微笑み』では、外界からの訪問者が持ち込む恋愛の要素が、兄妹の純粋さと無邪気さを引き立てます。彼らの動きに振り回されつつも、互いに思いやる様子は、何とも言えない切なさと愛くるしさを醸し出しています。時代背景は古風でありながら、そこで描かれる人間の感情や表情は生々しく、観客はその中に生きた人間の営みを目撃することができます。

公演開幕に寄せて、ケムリ研究室と出演者たちから寄せられたコメントにも注目です。ケムリ研究室は「劇中におけるプライベートな時間を大事にしました」とし、客席の反応に感激している様子が伺えます。参加キャストの瀬戸康史さんは「少しずつ幸せに向かって進んでいければそれでいい。」と語っており、出演者全員がこの作品の魅力を最大限引き出そうとしています。

東京公演は4月19日まで予定されており、その後は兵庫、豊橋、北九州、新潟を巡回します。チケット情報は、ぴあにて当日引換券が購入可能で、開演1時間前からは当日券の販売も行われます。

【公演概要】
作・演出: ケラリーノ・サンドロヴィッチ
出演: 緒川たまき、瀬戸康史、瀬戸さおり、清水伸、赤堀雅秋、萩原聖人、鈴木慶一
【東京公演】
3月29日~4月19日 シアタートラム
主催: キューブ

詳細な公演情報は、公式サイトで確認できます:公演情報をチェックしてください。


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