2025年5月1日、株式会社GRACEは楽器事業部を独立させ、新たにUNI SOUND株式会社を設立することを発表しました。この会社分割は、GRACEが持つ専門性を高め、迅速な意思決定を可能にすることを目的としています。
士業が主な業務を展開するGRACEが音楽事業に特化した新ブランド、UNI SOUNDを立ち上げ、音楽業界での成長を見据えた新たな一歩を踏み出しました。新設されたUNI SOUNDは、「音は自分を表現する最高の言葉」というブランドフィロソフィーの下、音楽に関する幅広いサービスを提供することを宣言しました。これにより、新たにユーザーに長く愛されるブランドを目指します。
分割の目的には、事業特性に合わせた経営体制の構築やサービス品質向上が掲げられており、今後の展開が非常に楽しみです。具体的には、中古楽器の買取・販売、楽器製造を主力業務としながらも、「音のコレクションブランド」としての新たな事業領域の拡大が目指されます。これに伴い、音楽制作やプロデュースといった新しいビジネスシーンを創出し、ミュージシャンが活躍できるプラットフォームを提供することが期待されています。
新しいロゴとHPの誕生
UNI SOUNDの新しいロゴは音の波形をモチーフにデザインされており、音楽の可能性を象徴しています。ブランドカラーとして選ばれたUNI SOUND PURPLEは、赤と青が融合することで生まれた色で、異なる要素が組み合わさることで新たな価値が生まれることを意味しています。新設されたホームページは、黒とUNI SOUND PURPLEを基調としており、アナログな雰囲気とともに、ユーザーが一流ミュージシャンの演奏した楽器の音を組み合わせて自分だけのサウンドを創り出すことができる遊び心満載の仕様となっています。
UNI SOUNDのHPはこちら
株式会社GRACEの背景
GRACE自体は創業10周年を迎え、Reuse、Rebuild、Refreshというテーマの下、様々な事業を展開し始めています。楽器製造の老舗企業である東海楽器製造を完全子会社化し、他にも大学との連携による新製品開発や地方創生活動にも積極的です。これからの業務展開や地域社会への貢献が期待されます。
UNI SOUNDは、新しいビジョンと共に、音楽業界での存在感を高めていくことが予想されます。音楽制作や新たな価値提供に挑戦する姿勢は、多くの音楽ファンやアーティストに影響を与えることでしょう。音楽とビジネスの新たな関係に期待が寄せられています。