漁網から生まれた服
2025-06-06 18:17:14

廃漁網を活用した新しいファッションコレクションが登場!

新たな風を巻き起こす、廃漁網を利用したファッション



2025年6月11日、アーバンリサーチが運営する「URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE」にて、廃漁網や海洋プラスチックを原料にしたファッションコレクションが登場します。この新しい試みは、一般社団法人FISHERMAN JAPANと共同で実現し、「日本の地域はおもしろい」をテーマに、持続可能な水産業を目指すためのプロジェクトの一環です。

持続可能な海洋資源の活用



アーバンリサーチは、2015年からFISHERMAN JAPANと連携し、水産業のイメージ改革と担い手増加を目指してきました。「新3K=カッコいい、稼げる、革新的」という理念に基づき、アパレル企業としての視点から海洋環境問題にアプローチしています。水産業における喫緊の課題は、地球温暖化や海洋ごみによる影響であり、これが私たちの食生活にも影響を与える可能性があります。

まさに海と共に暮らす



今回のコレクションでは、廃漁網由来の繊維を49%使用したセットアップやバッグが販売されます。具体的には、宮城県気仙沼市で回収された漁網を原料にした「amuca®︎ Nylon Jacket」と「amuca®︎ Nylon Easy Pants」、そして「amuca®︎ Nylon Bag」が含まれています。

  • - amuca®︎ Nylon Jacket - ¥49,500 (税込)
  • - amuca®︎ Nylon Easy Pants - ¥38,500 (税込)
  • - amuca®︎ Nylon Bag - ¥9,350 (税込)

特に注目すべきは、このバッグ。Loopachタグが付いていて、使用者がレジ袋を断る行動を可視化できます。ユーザーがこのバッグを使用すればするほど、アプリ上で自身の環境貢献が確認できる仕組みになっています。エコバッグとは一線を画した新しいパッキングプラットフォームと位置付けられています。

環境問題への挑戦



また、URBAN RESEARCHでは、環境問題への意識を高めるため、廃漁具を原料としたキーチャームも発売します。この商品は、海洋プラスチックから再生した素材で作られており、漁業と深い関係のある寿司屋で見かける湯呑みをモチーフにしています。また、大漁旗をイメージしたカラフルなデザインも施されています。

各組織とのコラボレーション



アーバンリサーチは、持続可能な水産業を目指して、仲間であるamu株式会社や株式会社REMAREと連携し、海洋プラスチックの資源循環に取り組んでいます。REMAREは、複合プラスチックのリサイクルに特化した技術を開発しており、これにより、廃漁具を新たな資源として活用することができるのです。

日本の未来への一歩



このコレクションは、単なるファッションアイテムを超え、環境への意識を広げるきっかけとなります。美しい海と豊かな水産業を未来へとつなげるために、私たちができることを考える良い機会です。この記事を通して、地域の魅力や課題に目を向け、持続可能な社会を目指す一歩を踏み出してみましょう。

【販売店舗】URBAN RESEARCH EXPO2025 STORE(大阪市此花区夢洲中一丁目地先S74 ウォータープラザマーケットプレイス西)

【発売日】2025年6月11日(火)

このプロジェクトを通じて、私たち一人ひとりが環境に優しい選択をする重要性を再認識し、日々の生活に取り入れていきましょう。


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