『トイこころ』最優秀賞受賞
2025-12-05 13:58:29

おもちゃAED『トイこころ』が最優秀賞を受賞!新たな社会の輪を広げる期待

AEDの普及を目指す『トイこころ』が最優秀賞を受賞



2025年12月3日、一橋講堂で開催された「AED推進フォーラム2025」にて、おもちゃAED『トイこころ』が「AED功労賞2025」の最優秀賞に選ばれました。この受賞は、日本におけるAEDの普及と認知を広げる取り組みの重要性を再認識させるものとなりました。

AED推進フォーラムの背景


このフォーラムは厚生労働省や消防庁など多くの公的機関が後援しており、日本最大のAED関連イベントとして位置付けられています。毎年、 AED普及に寄与したプロジェクトが評価され、最優秀賞は特に顕著な貢献をしたものに送られます。『トイこころ』が選ばれた背景には、子どもたちのAEDに対する自然な関与を促進することが挙げられます。

『トイこころ』の誕生とその意義


AEDの使用率が低迷している日本において、『トイこころ』は「次世代のAED認知サイクル」を構築することを目指しました。開発の中で行なったリサーチによると、大人の多くはAEDの重要性を理解しているものの、実際に使うことには抵抗を感じがちです。そのため、『トイこころ』は子どもたちが遊びを通じてAEDに触れ、その認識を自然に育むことを狙っています。

AED体験を促す『トイこころ』


『トイこころ』は、3歳から5歳の子どもたちが遊びながらAEDの存在を知るためのおもちゃです。このコンセプトは、「遊びの中で自然に知識が身に付く」という考えのもとに開発されました。その結果、初販時には限定1,000個がわずか7日で完売。その後も多くの再販希望の声が寄せられています。

受賞を糧にしたさらなる取り組み


2026年3月には再販が決定しており、現在「再販連絡予約申し込み」が公式HPで受け付け中です。初回の反響を受け、再販数量は3,000個に増加しました。さらに、受賞を機に多様な展開も計画されています。

受賞式でのスピーチの内容


坂野電機工業所の代表取締役社長、坂野恭介氏は受賞スピーチの中で、「次世代のAED認知サイクルを生み出す」ことの重要性について強調しました。彼は6年前に医療業界を離れ、自社を継いだ背景を語り、AEDの必要性を伝えるための活動を始めたことでこの受賞に至ったと述べました。

未来を見据えた活動


この受賞は、坂野電機工業所やterasuにとって新たなスタートを意味します。『トイこころ』を通じ、より多くの子どもたちがAEDを自然に知り、その経験が家族やコミュニティにつながることが期待されています。今後もAED普及の取り組みが加速し、最終的には日本のAED使用率向上を目指します。

私たちは今後も、誰もが「助けたい」という気持ちを行動に移せる社会に向けて努力していきます。これからの活動にご注目ください!

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