唐揚げの祭典！第16回からあげグランプリ®の熱き戦いと受賞者発表

4月9日、水曜日、ホテル雅叙園東京において、今年で16回目を迎える「からあげグランプリ®」が開催されました。この特別なイベントには、唐揚げを愛する約250名が集まり、全16部門の表彰式や「ベストカラアゲニスト2025」の選出が行われました。

本イベントの主催である一般社団法人日本唐揚協会は、「唐揚げを通じて世界平和を担う団体」として、2010年から毎年このグランプリを開催しています。今年も多くの唐揚げ専門店や、スーパーマーケットの美味しい唐揚げが企業間で競い合いました。

オープニングと盛り上がりの瞬間

会場は、桜が舞う穏やかな陽気に包まれ、オープニング映像から始まりました。シンガーソングライター・鼻毛の森さんが書き下ろした公式ソング「フライド～金賞唐揚げのテーマ～」が流れると、会場は温かい拍手に包まれます。

日本唐揚協会のやすひさてっぺい会長が挨拶し、「今年も素晴らしい唐揚げを楽しませていただきました。回を追うごとにレベルが上がってきており、審査は難航しましたが、最高金賞を決定させていただきました」と、その成長を語りました。

続いて、来賓の日本食鳥協会の佐藤実会長も挨拶し、国産鶏肉の良さを多くの人々に伝える企画を推進する意義を強調しました。

唐揚げの多様な魅力

八木宏一郎専務理事は、「今回はスーパーの唐揚げの実力も見せつけられました。あえて揚げてから1時間経ったものを試食しましたが、ジューシーさと味の深さには感心しました」とコメント。その裏側には、多くの店舗が努力を重ねていて互いに切磋琢磨する姿があると言います。
また、使用済みの食用油を再利用する「からあげせっけんプロジェクト」など、環境にも配慮した活動が紹介されました。

さらに、来年度からは全国の「カラアゲニスト」による覆面審査員制度が導入されることも発表され、新しい評価方法が示されました。

タイムリーなアトラクション

続いて、子ども向け人気アニメ「チキップダンサーズ」から「ほねチキン」が登場し、エンターテイメントを提供。会場はその可愛らしい姿で再び盛り上がりました。

受賞者の発表

部門ごとの表彰が進む中、各部門の優秀者が喜びの声を上げました。全571店舗がエントリーし、そこから選ばれた144店舗が本選に進出。最終的には、14万6510票という多くの投票が集まり、一店が「最高金賞」を受賞することになります。この盛り上がりの中で、最も唐揚げが似合う人や愛する人を称える「ベストカラアゲニスト2025」の結果が発表されました。

VTuberの赤城ウェンさんがVTRで登場し、「唐揚げは皆を笑顔にする最強料理です！」と熱く語ります。さらに声優の日向もかさんも受賞し、「ファンとの共有が嬉しい」と自身の唐揚げ愛を語りました。また、今後のイベントで「Miss&Mr. KARAAGE AWARD 2025」の新人賞に輝いた「りなさん」の発表も行われ、大きな拍手が送られました。

唐揚げを通じた絆

唐揚げを愛するさまざまな人々が集まり、情熱が溢れるこのイベントは、唐揚げという食文化を通じて人々が笑顔を共有する瞬間を生み出しました。「からあげグランプリ®」は、「唐揚げを通じた世界平和」を目指していることを再認識させる、心温まるイベントとなりました。今後も日本唐揚協会の活動や計画から目が離せないことでしょう。