SURF Music が Cherubic Ventures の投資を受けて成長加速
音楽のチカラをクリエイターに取り戻すことを目指すデジタルマーケットプレイス「SURF Music」が、このたびプレシリーズAラウンドで790万米ドル(約12億円)を調達しました。この資金調達において、グローバルベンチャーキャピタルのCherubic Venturesが戦略的投資家として新たに参加したことを発表しました。
SURF Musicは、音楽クリエイターやレーベルなどのバイヤーが未発表楽曲を共有し、発掘や収益化を推進するプラットフォームとして、世界的な音楽エコシステムの構築を目指しています。この資金調達は、同社が掲げる「音楽発見・コラボレーション・ライセンス・知的財産(IP)マネタイズを支えるグローバルインフラ」の実現に向けた重要なステップです。
Cherubic Venturesは、シリコンバレーを拠点にグローバルな投資を展開し、さまざまなテクノロジー企業に投資してきました。これには、高度な決済サービスのPaidyや、家庭向けセキュリティ業界のリーダー、Ringが含まれています。SURF MusicがCherubic Venturesの支援を受けることで、テクノロジーやAI、クリエイターエコノミーにおける専門知識やネットワークを活用し、商品の開発や国際展開を一層加速させる計画です。
SURF Musicのプラットフォームは、音楽クリエイターが自らの楽曲を登録し、世界中のレコード会社や音楽出版社に提案することができるもので、2023年までにグローバルローンチを果たし、すでに4万人以上のクリエイターが参加しています。これにより、同社は日本、韓国、東南アジア、欧州、北米といった地域で、音楽業界の企業との連携を広げています。
このたびのCherubic Venturesの参加は、SURF Musicが音楽テクノロジーやクリエイターエコノミーの分野で強固な基盤と成長可能性を備えていることの証です。同社は、クリエイターが自身の権利を保持しつつ、持続可能で開かれた音楽産業の実現を目指しています。
SURF Musicの創業者兼CEO、小堀ケネス氏は、Cherubic Venturesとの出会いから、音楽の未来像について共感できる部分が多くあったと語ります。彼は、現在の音楽業界が歴史的な転換期を迎えており、AIの発展により音楽や才能の発見方法が変化する中、クリエイターが国境を越えて活動できる環境づくりへの期待を寄せています。
一方、Cherubic Venturesの創業者であるMatt Cheng氏も、クリエイターエコノミーの急成長を受けて、音楽コンテンツの需要が増えていることに特筆しています。しかし、世界中のクリエイターと商業機会をマッチングする仕組みにはまだ改善の余地があると指摘します。このような背景の中、SURF MusicはAIを駆使して楽曲の発見からコラボレーション、ライセンス、収益化までを効果的に支援するプラットフォームを構築しています。すでに300件以上の楽曲プレイスメントを実現し、大手出版社の楽曲カタログのデジタル化支援なども行っています。
SURF Musicは、今回の資金調達を通じて、Cherubic Venturesの持つシリコンバレーを始めとするグローバルなネットワークを活用し、戦略的パートナーシップの構築や国際市場への進出を進めていきます。特に、アジアから世界規模で影響力を持つ音楽テクノロジー企業に成長することを目指し、クリエイター、権利者、音楽を求める企業をつなげていくことが期待されています。
SURF Music 会社概要