ヤマハがAリスト選出
2025-12-29 11:28:23

ヤマハグループ、CDPの最高評価「Aリスト」に選出される快挙

ヤマハグループ、CDPの「Aリスト」に選定



ヤマハ株式会社は、この度、国際的な環境非営利団体CDPから「気候変動」および「水セキュリティ」分野で最高評価の「Aリスト」に選ばれたことを発表しました。これは、同社の環境に対する熱心な取り組みと、その透明性が評価された結果です。

特に「気候変動」の分野では3年連続4回目の選定であり、「水セキュリティ」の部門では初めての快挙となります。CDPは毎年、世界中の企業を対象に環境影響に関する調査を行い、その結果をもとに評価を行っています。今年度は22,100社以上が情報を開示し、約2%にあたる462社が「気候変動」分野でAリストに選定されました。この中でも、水資源保全の「水セキュリティ」分野でダブルAリストに選ばれた企業はわずか77社。ヤマハグループはその中の一つとして選出されたことになります。

ヤマハグループは、「世界中の人々のこころ豊かなくらし」を目指し、「気候変動への対応」「持続可能な木材の利用」「省資源・廃棄物・有害物質削減」「水資源の保全」といった環境方針を掲げています。これを基に、持続可能な社会の実現に向けたさまざまな取り組みを進めているのです。

加えて、カーボンニュートラルを実現するための移行計画も2050年までに達成を目指しています。これにおいては、SBTi(Science Based Targets initiative)から短期目標についての認定を受け、実行に移しています。再生可能エネルギーの導入を積極的に進め、2024年には静岡県掛川市の掛川工場に1.4MWの太陽光発電設備を設置予定です。

水資源に関しても、各地域の水の使用量を意識し、取水量の削減と環境負荷低減に努めています。管楽器の製造工程の中では、洗浄やめっきの工程で廃水を再利用し、水使用量の削減に貢献しています。こうした持続可能性を重視した取り組みが評価され、CDPからAリスト企業として認定されたことは、ヤマハグループにとって大きな誇りです。

今後もヤマハグループは、気候変動対応と自然資本保全に努め、持続可能な社会の実現に向けた長期的視点での課題への取り組みを進めていくことを目指しています。

詳細は、ヤマハの 環境に関する取り組みページを参照してください。

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CDPは、企業が環境影響を正しく理解し、それに対処するための情報を提供する重要な役割を果たしています。ヤマハグループのAリスト選定は、その評価の証でもあり、持続可能な未来の実現に向けたさらなる努力を促す掛け声として受け止められています。当社の取り組みは、業界全体にとっても一つの指標となり、他企業の持続可能性戦略にも良い影響を与えることを期待しています。


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