京町家ラボオープン
2025-07-02 11:05:41

京都市上京区に新オープン「京町家ラボ」で古民家再生の新たな価値を体感

環境と文化を繋ぐ京町家ラボ



2025年7月12日、京都市上京区に「京町家ラボ」がグランドオープンを迎えます。この新しいスペースは、古民家の魅力を現代に生かし、独自のデザインと機能性を追求することを目的としています。運営は滋賀県に拠点を置く株式会社湖都コーポレーションが行っており、「ただ直すのではなく、古き良きものに新しい価値を付加する」という理念の下、町家の新たな可能性を模索していきます。

京町家ラボの独自性



「京町家ラボ」は、ただの古民家再生ではありません。地元職人や行政と連携し、消失しつつある京町家の価値を再認識する試みとして、多角的なアプローチをとっています。近年、老朽化や空き家問題が進行し、これまでの京都の町家は減少の一途をたどっています。この現状に対抗すべく、京町家ラボは「壊さずに活かす」方法を提案し、持続可能な文化財としての町家を未来へと繋げていくことを目指しています。

現代に適応した町家の姿



京町家ラボでは、機能性と美しさが共存する空間がデザインされています。例えば、サウナを備えたバスルームや快適なキッチンスペースなど、現代生活のニーズに応じた工夫が施されています。内装には日本の伝統色を取り入れ、古き良き町家の趣を大切にしながらも、新しい印象を与えるデザインに仕上がっています。このように、住宅と商業の両方に対応した多機能スペースを提供することで、町家の新たな形を提示しています。

あなたも町家を体感しよう



このラボは、町家の再生を体感できる貴重な場所でもあります。古い建物でありながら、現代の住宅性能を持ち合わせており、訪問者がその魅力を実感できる工夫が随所に施されています。「古い=不便」の観念を打破し、町家の新たな暮らしの楽しさを体験できるようにしています。

海外からの注目を集める町家



最近では、訪日観光客が町家に宿泊する体験が人気を集めています。こうした「暮らす観光」の流れを受けて、京町家ラボはさらに多くの訪問者を迎え入れるための展開を進めていく予定です。外国人観光客は、日本の伝統的な暮らしを実際に体験することで、その文化や生活様式に深く満足感を得ています。町家は、単なる宿泊施設ではなく、日本と世界の文化を結ぶ重要なインフラなのです。

オープニングイベントの案内



オープニング内覧会は2025年7月12日から14日まで開催され、築75年以上の古民家がどのように生まれ変わったのか、ビフォー・アフターを体験できる貴重な機会です。来場予約特典としてオリジナルタンブラーがプレゼントされるので、興味のある方はぜひお越しください!詳細はこちらからご覧いただけます。

この「京町家ラボ」が、地域文化や暮らしを未来につなぐ新たな拠点となることを期待しています。町家に興味がある方、リノベーションを考えている方、ものづくりに興味がある方は、ぜひ気軽にお立ち寄りください。


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