将棋は長い歴史を持つゲームですが、対局は常に同じ駒の配置から始まります。そこに、運を加えた新しい試みが登場しました。それが、HEY!制作のボードゲーム『コロコロ将棋(英題:Rolling Shogi)』です。プレイ人数は2人、所要時間はわずか3〜15分。7個のサイコロを振って、その出た目がその日の駒となるという斬新なアイデアが特徴です。
対局までの準備
『コロコロ将棋』を楽しむためには、まず対局準備が必要です。初めにじゃんけんをして、親と子を決めます。親は7個のサイコロを一度に振り、その結果で使う駒を決めます。次に、親はその駒たちをAとBの2つのグループに分けますが、特に大将駒は各グループに必ず1つずつ入れる必要があります。
ここでの戦略が重要です。子はどちらのグループを選ぶかを決めるため、親がどのように駒を分けたのかを読み取る必要があります。親も自分が有利になるように駒を配分しなければならず、この段階から早くも心理戦が始まっているのです。
手駒が決まったら、実際の対局がスタートします。大将を盤面に配置し、交互に駒を動かします。駒が相手のエリアに入ることで「成る」こともでき、勝利条件は敵の大将を取ることとなります。
簡単に楽しめるゲーム性
『コロコロ将棋』では最大7個の駒を使用し、盤も4×3の12マスだけです。選択肢は持ち駒を置くか盤上の駒を動かすのみで、複雑な王手や詰みの判断は不要です。このため、初心者でもすぐになじむことができ、遊びながら自然と駒の動かし方を覚えられるのが大きな魅力です。
将棋の定跡を知っていると有利というストラテジーは存在しないため、経験者と初心者が対等に対戦できるのも魅力の一つです。ゲームは早ければ3分ほどで終了し、すぐに次の対局ができるため、何度でも楽しむことが可能です。これにより、新たに将棋を知る入門としてもぴったりです。
先行販売の情報
『コロコロ将棋』は、2026年9月12日と13日に静岡県御殿場市で開催される『第5回ボードゲーム大祭』にて先行販売されます。このイベントでは、実際に箱を手にとって遊ぶことができる機会となっています。一般販売は2026年10月19日を予定しており、価格は税込2,420円になります。
さいごに
将棋を題材にした新感覚のボードゲーム『コロコロ将棋』は、運と読み合いを組み合わせることで、誰もが楽しめる魅力を持っています。ボードゲームを通じて、将棋に親しむきっかけを与えてくれる作品として、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。気軽にプレイできるこのゲームは、友人や家族とのコミュニケーションの場を広げるひとつの手段にもなるでしょう。新しいボードゲームの波に乗って、今後の展開にも目が離せません。