短編映画の公開
2025-04-10 16:54:44

同性婚の実現を目指す短編映画「誰も悪くないのにね」,4月10日より公開

同性婚を問いかける短編映画「誰も悪くないのにね」



2025年4月10日、公益社団法人Marriage For All Japan(マリフォー)の協力のもと、高崎卓馬氏が企画・プロデュースした短編映画「誰も悪くないのにね」が公開されます。この作品は、同性パートナーの存在をカミングアウトした息子とその家族のリアルな葛藤を描いており、LGBTQ+とその周囲の人々の心の動きを深く掘り下げています。

作品の背景と目的



近年、日本でもLGBTQ+に対する理解が進んでいますが、当事者の家族が抱える葛藤や気持ちを題材にした作品は稀です。本映画は、当事者とその家族の心の動きを通じて「自分の周囲にいるかもしれない」といった共感を呼び起こすことを目指しています。カミングアウトによって生まれる新しい家族関係の始まりや、その中での苦しみと喜びをリアルに表現します。

プロジェクトは2023年に開始され、日本全国のLGBTQ+関連団体と連携し、リアルな経験に基づいたエピソードを募集。その中から高崎氏が選定したストーリーをもとに、映像作品として制作されました。これは、同性婚制度がない日本での現状を踏まえ、結婚の平等を求めるメッセージを届けるための活動です。

映画のストーリーライン



映画の中心となるストーリーは、大学を控えた息子が両親にカミングアウトする場面から始まります。この瞬間、息子の緊張と、受け入れられるかどうかの不安が交錯します。カミングアウトは意外にもあっさりと終わるものの、その裏には家族それぞれの感情が渦巻いています。言葉にできない思いが、波のように広がる様子が描かれ、観客は当事者の心情に共鳴することでしょう。

監督とキャスト



映画の監督を務める大森歩氏は、その独自の視点で家族の絆や人間関係の深層を描く能力に定評があります。主な出演者としては、杉田雷麟、服部樹咲、河井青葉、赤堀雅秋といった才能ある俳優たちが名を連ねています。

映画が伝えるメッセージ



「誰も悪くないのにね」というタイトルには、現在の法律が性的マイノリティやその家族を苦しめているという悔しさが込められています。この映画を通じて、カミングアウトや同性婚の制度が一日も早く実現することを願う姿勢が伺えます。登壇者たちは、映画が人々に思いやりを持つ機会を与え、自分とは異なる世界を理解する手助けになることを強調しました。

公開日と視聴方法



短編映画「誰も悪くないのにね」は、2025年4月10日(木)12時からYouTubeにて公開されます。興味のある方はぜひ、以下のリンクをチェックしてください。


この作品を通じて、より多くの人々に同性婚に関する理解や啓発が広がることを期待でいっぱいです。観る人の心に響くこの映画に、ぜひ注目してみてください。


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