第3回Board Game Japanカップの審査結果が発表
NPO法人Board Game Japan(京都市左京区)が主催した「第3回Board Game Japanカップ」の審査結果が公開され、注目の作品が入賞を果たしました。本コンテストでは、アマチュアのボードゲームクリエイターによる多彩な作品が競い合い、その中から特に優れたボードゲームが評価されます。
本年度のエントリー期間(2024年11月1日~2025年1月10日)には、クリエイター部門に81作品、ジュニアクリエイター部門に12作品が寄せられました。審査の結果、以下の作品がそれぞれの部門で入賞を果たしました。
クリエイター部門
大賞
(栗田崇史、クボナオ、村中絵美里、佐藤ルブナ、栗田怜奈・東京都)
シンプルながらもルールが細かく、感染症や抗菌薬について学ぶ手助けとなる優れたゲームとして評価されました。特に、コロナウイルスの影響で多くの人がナーバスになっている現在、その理解を深めるツールとして期待されています。
入賞作品
(前川姫菜、東宏海・福岡県)
コミュニケーション能力やプレゼンテーション能力を楽しく養う仕組みが高評価に。
(あすか・東京都)
直感的に遊べるシンプルなデザインが話題に。
(Kato Riku・長崎県)
ゴミの分別をテーマにした楽しいゲーム。
(関口いちろ、寺内麻美・東京都)
栄養素や健康を楽しく学べる作品です。
(大西光雄、三木大輔、若井聡智、大下修央・埼玉県)
災害時の対応を疑似体験できるリアルなゲームが評価されました。
審査員特別賞
(田中孝史・兵庫県)
認知症予防に役立つ記憶を呼び起こすことで、参加者の交流を促進する素晴らしい作品として称賛されました。
ジュニアクリエイター部門
大賞
該当なし
入賞作品
(物部さら・神奈川県)
気候変動について学ぶことができるユニークなすごろくゲーム。
(田島ちひろ・東京都)
色の組み合わせを楽しむ戦略的な作品。
(小山珠久・東京都)
裁縫をテーマにした可愛らしいゲームが評価されました。
特別イベントについて
受賞作品の表彰式は、2025年3月8日(土)にビジョンセンター横浜みなとみらいで開催される「Play & Learn 2025 #03」の中で行われます。このイベントでは受賞作品の試遊も予定されており、多くの方々が参加できる機会を提供します。
NPO法人Board Game Japanは、今後もクリエイターの活動を支援し、新たなボードゲームの社会的認知度を高めるための取り組みを継続していく方針です。