アフリカ座第26回本公演『あさぎもん』が描く新選組のリアルな物語

アフリカ座第26回本公演『あさぎもん』の魅力

劇団アフリカ座の新たな作品『あさぎもん』が、2025年12月3日から7日まで東京・池袋のシアターグリーンBIG TREE THEATERで上演されます。今回は、新選組をテーマに、彼らが時代の荒波の中で如何に生き抜こうと奮闘したのかを描く、非常に興味深いストーリーが展開されます。

あらすじとキャラクター

物語は、幕末の京都、花街の喧騒の中で繰り広げられます。新選組による芹沢鴨の暗殺事件がニュースになり、人々はその影響を受け震撼しています。その中で新選組は、武士としての誇りを求める隊士を募り、急速に変化する時代の波に乗ろうと奮闘。しかし、彼らは元々百姓であり「貧乏人のあさぎもん」と揶揄されています。このような葛藤の中で彼らは、何を目指し、何を守るべきなのか悩みます。是非、百姓たちが何を求め、どんな未来に向かおうとしているのかを、観客の皆様に感じ取ってほしいと思います。

公演詳細

この公演はダブルキャストによる演出がなされるため、異なるキャストによる同じ作品を楽しむことができます。2025年12月3日から7日まで、合計6公演が行われ、各公演のスケジュールは以下のとおりです。

- 12月3日（水）19:00 A
- 12月4日（木）14:00 B / 19:00 B
- 12月5日（金）14:00 A / 19:00 A
- 12月6日（土）14:00 B / 19:00 A
- 12月7日（日）15:00 B

それぞれの公演は約120分で構成されており、開場は開演の45分前、配信は開演の10分前からスタートします。チケット料金は、劇場観劇が7,000円、生配信は4,500円で、どちらのチケットも配信アーカイブが1週間見放題となっています。この機会にぜひとも劇場に足を運び、またはオンラインでの観劇を楽しんでみてはいかがでしょうか。

スタッフとキャストの紹介

この作品は、脚本をアフリカ座の中山浩が担当し、演出は杉山夕が手がけます。シングルキャストには、牧之内大輔、上坂英俊など、豪華な顔ぶれが揃っており、ダブルキャストのA班およびB班には、それぞれ異なるキャストが参加しています。それぞれの役者がどのように「百姓たち」を演じきるのかも、一つの見どころです。

舞台美術や照明、音響もアフリカ座のこだわりが感じられる仕上がりとなっており、観客に深い感動を与えることでしょう。