ローレン・サイ(Lauren Tsai)がバブアーブランドのアンバサダーに就任したニュースが、ファッション界を賑わせています。イギリスに本拠を置くこの老舗ライフスタイルブランドは、130年以上の歴史を有し、特にその高い機能性とエレガントなデザインから男女問わず多くの支持を受けています。ローレン・サイは、現代のミレニアル世代を代表するアーティストとして注目されており、これまでモデルや俳優としても多彩な才能を発揮してきました。
彼女はモデル業の枠を超え、2019年にはハリウッドデビューも果たし、特にアートコラボレーションやアニメーション制作においてもその独自の視点を活かした活動を展開しています。最近では、boygeniusの『Cool About It』のアニメーションビデオで初監督を務めるなど、クリエイターとしての道を着実に歩んでいます。未来にはアヌシー国際アニメーション映画祭で彼女が監督した作品「The Dying World」が初公開予定であるため、多方面での活躍が期待されています。
バブアーは、1894年に創業されたブランドで、当初は労働者のための厳しい気候に耐えうるアウターウェアを提供することから始まりました。その後、エレガントなデザインと高機能な製品が貴族や王族に愛され、現在も「ロイヤルワラント」を保有する格式あるブランドとして知られています。デザインにはジェンダーレスな要素も取り入れられ、現代のライフスタイルに合ったアイテムとして人気を博しています。
バブアーの日本での認知度が高まる中、特に女性層からの支持が増え、ローレン・サイを通じてそのウィメンズコレクションの魅力がさらに引き出されることが期待されています。
バブアーの日本代表、濱田博人氏は「ローレン・サイさんがブランドアンバサダーに就任してくれたことを非常に嬉しく思っています。彼女の独自のスタイルは、バブアーに新たな刺激を与えてくれると期待しています」とコメントしています。さらに、ローレン・サイ自身も「イギリスを代表するクラシックなブランドと一緒に仕事をすることが非常に光栄です。アーティストとしての活動を続けながら、プライベートでもバブアーを楽しみたい」と語っています。
これからの展開が非常に楽しみなローレン・サイとバブアーのコラボレーション。両者がどのような新しい価値を生み出していくのか注目が集まります。ファッション界に新たな風を吹き込む彼女の活動から目が離せません。