伝統を未来に繋ぐ「TRADITION for TOMORROW」展、京都で開催

「TRADITION for TOMORROW」展の概要

2026年2月7日（土）から3月22日（日）まで、京都伝統産業ミュージアムにて第2回京都クラフトアンドデザインコンペティション『TRADITION for TOMORROW』展が開催されます。この特別な展覧会では、京都の豊かな伝統産業に根ざした作品が一堂に集まります。

本展は、全国から138件の応募があり、演出された約70点の入選作品が展示されます。作品は、幅広い年代の作り手によって生み出され、10代から70代まで多様な世代の参加が見られます。特に学生部門からは若い世代の挑戦が強調され、職人・作家部門には長年の経験を生かした作品が揃っています。これにより、伝統と革新の交差点が生まれます。

作品の見どころ

作品は『職人・作家部門』と『学生部門』に分かれて展示され、審査を通過したもののみが選ばれます。最年少は19歳、最年長は76歳という広がりを持つ参加者たちの思いが込められた作品は、見応え十分です。
加えて、会場では来場者が投票できる「オーディエンス賞」も実施中。来場者は、自らの目で選んだお気に入りの作品に投票し、新たな才能を応援することができます。この一般投票は2月7日から3月8日まで行われ、投票方法は観覧券購入時に渡される用紙を使用します。

特別プログラム

さらに、2月8日（日）には、京都市交響楽団による記念音楽会『工芸』が開催され、展示空間のなかで音楽を楽しむ特別な時間を提供します。時間は11時から11時45分まで。申し込みは不要で、観覧料に含まれています。

開催詳細

- 会期：2026年2月7日（土）〜3月22日（日）
- 開館時間：10:00〜18:00（最終入館 17:30）
- 休館日：2月15日（日）、2月24日（火）
- 場所：京都伝統産業ミュージアム企画展示室
- 入館料：一般500円、小中高生400円、未就学児無料

(障がい者手帳提示者、70歳以上の京都市民は入館無料)

この機会に、伝統工芸の継承と革新をテーマにした作品を通じて、次世代のクリエイターたちの挑戦に触れてみてはいかがでしょうか。たくさんのご来場をお待ちしています。

主催・共催

本展は、京都伝統産業ミュージアムが主催し、公益財団法人京都伝統産業交流センターが共催します。協賛には、株式会社強羅花壇やTHE HOTEL HIGASHIYAMA KYOTO TOKYUなど、多くのパートナーが名を連ねています。また、後援には京都新聞やKBS京都が名を挙げており、広範な地域との連携が背景にあります。