和歌山ニット祭
2025-10-20 11:18:38

代官山で和歌山のニット文化を堪能する「WAKAYAMA KNIT PROJECT」第3弾開催

和歌山の伝統を未来へつなぐ「WAKAYAMA KNIT PROJECT」



和歌山県のニット工場が集結した「WAKAYAMA KNIT PROJECT」は、2025年10月31日(金)から11月3日(月・祝)まで、代官山 蔦屋書店 DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERYにて第3弾の展示販売イベントを開催します。このプロジェクトは、日本のファッション産業を100年以上支えてきた和歌山ニットの産地が連携し、「和歌山のニットを世界一のニットへ」という理念のもと、地域の魅力を国内外に発信することを目的としています。

イベントの概要



開催日程


  • - 会期:2025年10月31日(金)〜11月3日(月・祝)
  • - 時間:10:00〜20:00(最終日は19:00まで)
  • - 会場:代官山 蔦屋書店 DAIKANYAMA T-SITE GARDEN GALLERY(東京都渋谷区猿楽町16-15)
  • - 入場料:無料

特別ワークショップ


今回のイベントには、来場者向けの体験プログラムがあります。特に注目なのが「KIDS アイロンプリントTシャツ ワークショップ」です。このワークショップでは、参加者が自由な発想でオリジナルTシャツを作成できます。

  • - 日時:2025年10月31日(金)〜11月3日(月・祝)10:00〜17:00
  • - 所要時間:約30分
  • - 対象:3歳以上(保護者同伴)
  • - 参加費:3,300円(税込)
  • - サイズ:100〜120/130〜150(先着順、無くなり次第終了)
  • - 予約:不要(混雑時はお待ちいただく場合もあります)

展示・販売の魅力


今回のイベントでは、A-Girlsが開発したオリジナル素材「LOTUS」を使用した製品が展示・販売されます。「LOTUS」は「宝石の綿」と称される希少なスビンコットンを用いており、その贅沢な肌触りと優れた着心地は他のニット素材とは一線を画します。各参加企業は、それぞれの高度な編み技術を駆使し、この素材を活用して独自の生地を展開しています。

和歌山のニットが持つ魅力は、単なる製品の良さにとどまらず、地域の伝統的な技術や文化の継承にも深く関わっています。日本でも最大の丸編みニット生地の産地として知られる和歌山は、世界のラグジュアリーブランドに高品質な素材を供給してきた歴史があります。しかし、最近では国内アパレル市場における国産品の比率がわずか1.4%にまで低下し、伝統的な職人技術は今、大きな転換期を迎えています。

プロジェクトの背景と目的


「WAKAYAMA KNIT PROJECT」は、100年以上にわたりニットジャージー生地の生産を行ってきた和歌山県の工場が力を合わせ、地域に根付く技術と文化の継承を目的に立ち上げられました。このプロジェクトに参加している企業では、A-Girlsが開発した素材「LOTUS」を共通の原料として採用し、各社が独自の技術を駆使して魅力ある製品を生み出しています。これまでのユニセックスデザインに加え、今季からは女性向けの新しいデザインとシルエットも登場し、より幅広いニーズに応える取り組みが進められています。

次世代に向けたメッセージ


和歌山ニット産地のブランディングと地場産業の振興を目指すこのプロジェクトは、日本の編み文化を次世代に継承することを狙いとしています。代表の山下智広氏は、「100年以上の編み技術や独自の加工技術は、日本の貴重な財産です。このプロジェクトを通じて、職人の知識や技術を次世代にどう伝え、進化させていくかが我々の使命です」と語り、地域産業の未来に対する強い責任感を示しています。

是非、この機会に代官山で和歌山のニット文化を体感し、次世代へと続く豊かなものづくりの魅力を感じてみてください。


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