羽生善治九段が語る将棋の魅力！達人戦の楽しみ方とは

羽生善治九段が語る将棋の魅力と達人戦

2023年の12月に、羽生善治九段が新たな将棋番組に出演することが決まりました。彼は将棋界において多大な功績を残し、永世七冠の資格を得た棋士です。タイトル獲得数が99期に達する彼は、国民栄誉賞を受賞し、長きにわたり日本の将棋界をリードしてきました。番組のスタートが発表された際、当時日本将棋連盟の会長でもあった彼が自身のSNSで「新しい将棋番組が始まります。私も依頼があれば出演します」とつぶやき、自らPRを担当したことは、将棋ファンの期待を高めました。

番組では、羽生九段が幼少期に通っていた八王子将棋クラブでの思い出や、中学生でのプロ入りについて語ります。また、将棋界での異例のスピードでタイトルを獲得してきた自身の将棋人生についても振り返ってくれるでしょう。彼は文化人として多くの著名人と交流してきた経歴を持ち、静かな知性が感じられると同時に、家族の話題になると見せる穏やかな表情も魅力です。奥様との出会いや日常のファッションについてなど、プライベートなエピソードも楽しむことができるでしょう。

さらに、番組内では12月6日と7日に開催される「第3回達人戦立川立飛杯」の話題も取り上げます。この大会は50歳以上の現役棋士のみ出場する特別な公式戦であり、まさに“達人”たちが技を競う舞台です。本戦には実力と実績を兼ね備えたシード棋士4名と、予選を勝ち抜いた4名が登場します。観客は公開対局形式で緊迫した局面を間近で体感できるため、将棋の魅力をより深く味わえる貴重な機会です。2023年に行われた第1回大会では羽生九段が優勝し、初代王者の称号を獲得しました。

今回の達人戦に臨む彼の意気込みや、対局に対する真摯な姿勢は番組でも注目されます。公開対局の楽しみ方や、会場の雰囲気、観戦する際のポイントについても詳しく解説。それにより将棋ファンはもちろん、これから将棋を学びたい人々にとっても、達人戦の魅力が十分に伝わる内容となっています。番組のオンエアは11月30日、日曜日の13:00から13:55に予定されています。

第3回達人戦立川立飛杯の詳細

- 開催日: 12月6日（土）・7日（日）
- 開場時間: 9:00
- 会場: TACHIKAWA STAGE GARDEN（東京都立川市緑町3-3）

詳細はこちらをご覧ください。

番組名は「Welcome to SHOGI World 駒テラスへようこそ」で、毎週日曜日の13:00から放送されます。パーソナリティは岡野美和子氏が務め、公益社団法人・日本将棋連盟や駒テラス西参道、きらぼし銀行の協力のもと制作されています。

現在、将棋は日本中で注目を集めており、世代を超えて多くのファンを獲得しています。2023年6月には「駒テラス西参道」が渋谷区にオープンし、西参道での将棋の普及に向けた取り組みが進められています。2024年には日本将棋連盟が創立100周年を迎えることから、さらに盛り上がりを見せるでしょう。この番組も、将棋の魅力を伝え、日本の伝統文化としての将棋のファン層を広げることを目指しています。