2026年12月8日(火)、東京都渋谷区に位置する国立能楽堂にて、重要無形文化財保持者である観世流シテ方能楽師・荒木亮を始めとする豪華な出演者たちが集まり、特別な研究会公演『第41回久習會』が開催されます。この公演は、観世流橋岡會に属する研修会としての位置付けもあり、能楽の伝統を継承しながら新たな創作を促進する、非常に意義あるイベントです。
今公演では、素謡作品「攝待」、マリコウジの新作狂言「道行かず」、そして能「菊慈童」の三本の演目が予定されています。特に注目すべきは、京都の茂山家から招聘されたマリコウジの作品で、特に最近の日本の狂言において新たな風を吹き込む存在として期待される茂山童司師の手によるものです。「道行かず」は2017年に初演された作品であり、彼の創作がどのように進化しているのかを見逃すわけにはいきません。
公演当日には、初めて能楽を体験される方に向けた解説パンフレットが配布され、能楽の深い魅力を感じてもらえる構成になっています。観客の皆さんは気軽に会場に足を運んでいただき、独特の世界をご体験ください。
見どころ
1.
素謡「攝待」
まずは、素謡「攝待」です。この作品は、能楽の中でも謡のみで表現される形式であり、面や装束がないため、謡の内容がより情感豊かに心に響きます。「攝待」は、「安宅」の続きの物語で、義経一行が面影漂う母親に出会う感動的な場面が描かれます。シテ役度(主役)を演じる荒木亮氏は、その情緒豊かな表現で観客を惹きつけることでしょう。
2.
マリコウジ新作狂言「道行かず」
次に、マリコウジによる「道行かず」。狂言特有の作法を逆手に取ったユーモアあふれる内容で、観客を笑わせつつも、深いメッセージも感じ取れる作品です。出演者には、茂山逸平さんと茂山茂さんが名を連ねますので、こちらも楽しみです。
3.
能「菊慈童」
最後は、能「菊慈童」。不老不死の水を求める旅の中で出会う少年の舞が美しい、幻想的なストーリーになっています。シテ役には雲龍櫻子氏が登場し、観客を魅了します。
出演者のプロフィール
公演には、観世流シテ方の実力派が揃っています。荒木亮は、観世流の重要無形文化財保持者として高い評価を受けています。また、雲龍櫻子も同様に、伝統を継承しつつ新しい風を取り入れたパフォーマンスで多くのファンを魅了しています。
公演概要
- - 日程: 2026年12月8日(火)
- - 開演時間: 18:00(開場は開演の60分前)
- - 会場: 国立能楽堂
- - チケット料金:
- A(正面席):10,000円
- B(脇正面席):6,000円
- C(中正面席):4,000円
全席指定・税込みです。
この貴重な機会に、ぜひとも能楽の魅力を直接体感してみてください。チケットは、運営を手がけるロングランプランニング株式会社のサイト「カンフェティ」にて購入可能です。
公演の詳しい情報は、久習會の公式ホームページやInstagramにてご確認ください。伝統と革新が融合した特別なひとときを皆様にお届けします。