新たな癒しのスポット『JIN6サウナ』が呼子に登場各地の文化を体験

新たな癒しのスポット『JIN6サウナ』の誕生

九州北部に位置する唐津市呼子町。この町は江戸時代に捕鯨で栄え、その伝統を受け継ぎながら近年は新たな賑わいを求めて「鯨の町興し」プロジェクトを進めています。ここに、2025年11月28日に新たなサウナ施設『JIN6サウナ（ジンロクサウナ）』がグランドオープンします。本施設は、呼子の海と文化を五感で楽しむことができる、新しい形のサウナ体験を提供します。

『JIN6サウナ』の背景とは？

『JIN6サウナ』の開設は、アミナコレクションによって進められている「鯨の町興し」プロジェクトの一環です。呼子の地名は、鯨組主・中尾甚六に由来し、この施設はその名を受け継いでいます。サウナを利用することで、深海の幻想的な体験ができるという新しいコンセプトを持ち、心身の整えを重視した設計がなされています。

サウナと水風呂のユニークな体験

『JIN6サウナ』では、日本初、九州初となる設備が数多く用意されています。特に注目すべきは、鯨サウナ、イカサウナ、窯サウナの三つのサウナルームです。

- 鯨サウナでは、常に小さな噴水が立ち上がる幻想的な空間を提供し、「潮吹きタイム」では実際の水がストーブに当たり、潮吹きの演出を体験できます。
- イカサウナは、イカの曲線をモチーフにしたデザインで、オートロウリュとともにイカ墨エキスを使ったユニークなロウリュ体験が特徴です。
- 窯サウナでは、唐津焼のレンガを使用したサウナで、唐津茶を用いたセルフロウリュが楽しめます。

水風呂にも工夫が施されており、空中水風呂やイケス水風呂など、海との一体感を感じられる空間が提供されます。これにより、訪れる人々はまるで海に浮かんでいるかのような感覚を体験できます。

深海と港風の休憩スペース

サウナ後には、深海をテーマにした休憩スペースや、港を一望できる展望デッキなど、多彩な休憩エリアが用意されています。深海ルームではウォーターベッドでの内気浴が体感でき、まるで海中にいるかのようなリラクゼーションを得られます。

サウナ体験へのこだわり

このプロジェクトにはサウナ界のパイオニアとも言える太田広氏が関わっており、その専門知識と経験が反映されています。彼の手による施設作りは、多くのサウナ愛好家が呼子の地を旅の目的地として訪れたくなるような魅力ある空間を提供します。

オープンに向けた準備と内覧会

『JIN6サウナ』のオープンに先立ち、2025年11月25日から27日までの3日間には、メディア関係者を対象とした内覧会が開催されます。このツアー形式の内覧会では、呼子町の歴史や文化を学びながら、実際にサウナ体験も行うことができます。事前予約が必要なため、参加希望の方は早めに申し込むことをおすすめします。