プッチーニ《トスカ》
2025-01-14 13:00:38

特別上映!プッチーニ《トスカ》をMETライブで楽しむチャンス

プッチーニの名作《トスカ》がメトロポリタン歌劇場から日本へ



直近のオペラシーズンで注目を集めるのが、プッチーニの伝説的作品《トスカ》。この作品が2024年1月24日から全国で公開されるという画期的な情報が届きました。特に、ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)からの最新ステージを、私はこのライブビューイングを通じて体験できることが嬉しいです。

スターたちが集う夢の舞台



今回の本公演では、「百万人に一人の歌声」と称賛されるソプラノ、リーゼ・ダーヴィドセンがトスカ役を担い、その圧巻のパフォーマンスで観客を惹きつけます。また、画家カヴァラドッシ役にはテノールのフレディ・デ・トマーゾが抜擢。彼は英国ロイヤル・オペラで同役を史上最年少で演じ、大成功を収めた実力派です。さらに、冷酷な警視総監スカルピア役にはクイン・ケルシーが指名され、その美声で多くのファンを魅了しています。

100年の歴史を紡ぐ特別映像



本編には、プッチーニが生前にMETを訪れた際の貴重なエピソードや、METとの歴史を振り返る特別映像も収録されるとのこと。この映像では、歌手陣へのインタビューや舞台裏の様子が披露され、オペラファンにはたまらない内容になっています。特に、「プッチーニとMET~歴史に刻まれた狂詩曲~」は、プッチーニの影響力を改めて感じることができる映像です。

あらすじに迫るドラマティックな愛憎



《トスカ》の物語は1800年のローマに舞台を設定しています。人気歌姫トスカは、共和主義者の画家カヴァラドッシとの熱愛中ですが、彼はナポリ王国に睨まれている状況です。カヴァラドッシは、政治犯の友人を密かにかくまいながら彼自身も逮捕され、トスカは彼を救うために奮闘します。しかし、スカルピアの冷酷さにさらされ、トスカは予期せぬ代償を求められることになります。このように、愛と憎しみが交錯するストーリーはオペラの魅力そのものです。

上映詳細と期待



上映は1月24日から27日までの1週間限定です。注目すべきは、東劇では12月26日までの2週間上映される点ですので、早めの観賞をおすすめします。指揮はヤニック・ネゼ=セガンが行い、演出をデイヴィッド・マクヴィカーが担当します。鼓動が高鳴る約3時間15分の壮大なステージに、ぜひ期待を寄せてください。

また、特別鑑賞ムビチケカードも販売中で、リーズナブルに楽しむことができるチャンスです。次世代のスターたちが集結した《トスカ》、これは見逃せません。


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