ブラジルの音楽シーンにおいて、ますます注目を集めているバンド、バーラ・デゼージョ。彼らのメンバーとして活躍するジュリア・メストリが、待望の3rdアルバム『マラヴィリョーザメンチ・ベン』をリリースします。デビューアルバム『SIM SIM SIM』が2022年に登場し、さらに2023年には日本で「FESTIVAL FRUEZINHO」に出演するなど、瞬く間に音楽ファンの心を掴んできた彼女の新たな挑戦が、今、始まります。
アルバムの先行リリースは5月8日、デジタル配信でのスタートとなりますが、CDやレコードは5月23日に発売予定です。ジュリアは、ブラジルの伝統的なムジカ・ポプラ―ル・ブラジレイラ(MPB)を基盤に、新たな音楽の探求に挑む姿勢を見せています。1970年代から80年代のディスコやポップスの豊かな影響を取り入れることで、今までのバーラ・デゼージョとは異なる新たなテイストを生み出しました。
特に注目すべきは、ブラジルの音楽界のレジェンド、ヒタ・リーや、アルバムに参加するマリーナ・リマへのオマージュを込めた楽曲群です。ジュリアは彼女たちの影響を受けながらも、自身の個性を存分に表現しており、しっとりとしたバラードから、思わずダンスしたくなるディスコチューンまで、多彩なスタイルでリスナーを楽しませてくれます。
ジュリアの声には、深い表現力があり、バンドにおいても重要な要素である彼女のシンガーソングライターとしての才能が光ります。彼女の音楽は、聴く人に情熱や喜びを感じさせ、多様なリズムが鮮やかに彩ります。特に、彼女の新作アルバムは、聴く者を心地よい世界へと誘います。
CDおよびレコードは、ディスクユニオンが日本国内での流通を担当しており、ファンとしては手に入れたいアイテムになることでしょう。CDは、オリジナルの帯とライナーノーツ付きで2750円、LPは帯付き仕様で4950円、さらにライトブルーのヴァイナル仕様も5280円という価格で販売される予定です。
ジュリア・メストリの新しい音楽の旅はまだ始まったばかりです。彼女の作品を通じて、ブラジルの音楽文化の深さと魅力を感じてみてください。これからの彼女の活動に目が離せなくなります。待望の『マラヴィリョーザメンチ・ベン』は、音楽ファンにとって必聴の一枚となることでしょう。