ミュージカル「インサイド・ウィリアム」が2025年に日本初演
韓国で大ヒットを記録したミュージカル「インサイド・ウィリアム」が、2025年3月13日から3月23日まで、三越劇場にて日本人キャストによる初上演を迎えます。この作品は、シェイクスピアを題材にし、彼の名作を基にした物語が笑いと奇想天外な展開で描かれるものです。
驚異のキャストと演出
このミュージカルは、シェイクスピア役に平野良さんと鍵本輝さん、ロミオ役には橋本祥平さんと野嵜豊さん、ジュリエット役には岩田陽葵さん、舞羽美海さん、吉宮瑠織さん、そしてハムレット役には宮島優心さん、大澤駿弥さん、磯野亨さんという、多彩なキャストが揃っています。全18曲におよぶ生演奏が作品の魅力をさらに引き立てます。
この日本版の台本と演出を手掛けるのは、西森英行さん。彼は日本の伝統と現代を融合させた舞台作りに定評があり、観客を惹きつけるストーリー展開が期待されています。
物語のあらすじ
物語は、シェイクスピアが名作の誕生を夢見て、「名作、これさえ守れば書ける!」というマニュアルを頼りに執筆活動を行うところから始まります。父の復讐に成功した王子「ハムレット」の物語や、愛を貫く「ロミオとジュリエット」の物語を進めていた彼の前に、突如として登場した二人のキャラクターたちとのストーリーが絡み合います。
思いがけない爆風により、原稿が飛び散りつつも、シェイクスピアはその混ざり合った物語をどうにか元に戻そうと奮闘します。しかし、各キャラクターは自らの願いを持ち、復讐よりも詩を書きたいハムレットや、愛よりも剣を愛するジュリエット、常に主人公でいたいロミオが、思い思いの結末を探し始めます。
果たして彼らは、自分だけの「パラダイス」を発見できるのでしょうか?それぞれが自分の物語の主人公として成長していく過程が、このミュージカルテーマである「特別でなくても価値のある人生」を鮮やかに描き出します。
期待の声
キャスト陣からも「インサイド・ウィリアム」への期待が寄せられています。シェイクスピア役の平野良さんは、古今東西の演劇が集約されている本作を「刺激的な演目」と捉え、全力で演じることを誓います。また、鍵本輝さんはこの役を通してシェイクスピアの情熱を伝えることに意気込みを見せており、橋本祥平さんは、ダブルキャストという形での多様性がもたらす感情の深さを強調しています。
公演に向けて
本作品は、観客との一期一会を大切にし、毎回異なるキャストの組み合わせで楽しむことができます。それぞれのキャストがどのように役に向き合い、解釈するのか、その過程を劇場で体験するのは、ファンにとって特別な日々となることでしょう。
日本に初上陸する「インサイド・ウィリアム」を見逃すことなく、ぜひ劇場でその目で確かめてみてください。チケットは全席指定で、料金は11,550円です。さらに詳細な情報は、公式ホームページおよび公式SNSにてご確認ください。皆様のご来場を心よりお待ちしております!
公式ホームページ:
https://inside-william.com/
公式X: @inside_William