IMAGICA映画プロジェクト始動
2025-05-01 12:41:10

IMAGICA GROUPが初のオリジナル映画製作プロジェクトを始動!カンヌで発表予定

IMAGICA GROUPがオリジナル映画製作プロジェクトを始動



日本の映像産業に新たな風を吹き込む取り組みとして、IMAGICA GROUPがついにオリジナル映画製作プロジェクトを始動させました。これにより、長年の映像技術と制作力を活かし、次世代のクリエイターを発掘し育成することを目的にしています。このプロジェクトは、2025年で創業90周年を迎える同社にとって、新しい挑戦の一環となります。

プロジェクトの概要


このプロジェクトでは、IMAGICA GROUPのグループ会社内から国際映画祭への出品を視野に入れた映画企画を募集し、毎年1作品を選定して製作する計画です。これを5年間行うことで、才能あるクリエイターを発掘し、IMAGICA GROUPの独自の表現力を国内外に発信することが狙いです。

応募条件


応募には、IMAGICA GROUPのグループ会社に所属するプロデューサーであることが求められます。外部のクリエイターは、グループ会社のプロデューサーと共同で応募する形が取られます。これは、外部のアイデアや創造力を巻き込むことで、より多様な視点を取り入れるための戦略です。

第1弾作品の選考


第1弾作品は、IMAGICA GROUPのグループ会社から提出された88の企画から厳正に選ばれました。プロデュースおよび制作は、株式会社ロボット(ROBOT)、株式会社ピクス(P.I.C.S.)、株式会社オー・エル・エム(OLM)のいずれかが担当する予定です。審査には、映画監督の是枝裕和氏をはじめ、市山尚三氏、坂野ゆか氏の3名が参加します。

審査プロセス


審査は段階を経て行われます。まず、2024年9月までにグループ内から企画を募集し、次に88企画から11企画を選定する一次審査を行います。そして、2025年3月には二次審査(最終)が行われ、4月末に第1弾作品が最終決定します。結果発表は2025年5月にカンヌ国際映画祭の期間中に行われる予定です。

製作費用と発表会


第1弾作品の製作費は、IMAGICA GROUPが7000万円を上限に出資し、製作委員会を組成して最終決定を行います。カンヌでの記者発表会では、IMAGICA GROUPの代表取締役社長である長瀬俊二郎氏がプロデューサーや監督、企画概要を発表する予定です。また、是枝裕和氏からも作品に対するコメントが寄せられる予定です。

社長の思い


長瀬俊二郎社長は、「次世代の映像クリエイターに活躍の場を提供し、日本映画の新たな可能性を開くことが目的。このプロジェクトは、映像文化の多様性を広げ、才能あるクリエイターが世界に挑戦できる土壌を築くことに貢献したい」とコメントしています。この目的の元、IMAGICA GROUPは、映像文化の発展のために、次世代のクリエイターたちに新しいチャレンジの機会を提供します。

審査員陣の期待


参加審査員となった是枝裕和氏は、「映画界の次世代の才能を発掘し、育成したいというIMAGICA GROUPの思いに共感し、このプロジェクトに参加しました。昨今、日本の若手映画人への注目が高まっています。この流れを受けて、次なる才能が世界で羽ばたける手助けができればと思います」と述べました。さらに、市山尚三氏は「オリジナル脚本に基づく企画をサポートするこのプロジェクトは、日本の新進監督たちにとって貴重な存在だと思います。」と続け、日本映画の未来に大きな期待を寄せています。

坂野ゆか氏も「IMAGICA GROUPの取り組みが、新進監督たちにとって大きな意義を持つと信じています。選ばれた作品が国際映画祭を通じて羽ばたいていくことを期待しています。」と話しています。

まとめ


IMAGICA GROUPのこの新しい映画製作プロジェクトが、どのような作品を生み出すのか、今から楽しみです。次世代を担うクリエイターたちにとって、今後の発展にも大いに期待が寄せられています。2025年のカンヌ映画祭での発表が待ち遠しい限りです。


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