現役高校生の周りにいる「鬼」の正体とは?
2月3日の節分が近づく中、豆まきや恵方巻きといった日本の伝統行事が注目されています。この時期、鬼を追い払うというテーマが特に際立つ中、若者たちの「鬼」の定義は興味深いものです。マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が行った調査によれば、現役高校生の半数以上が自分の周りに“鬼みたいな人”がいると感じているという結果が出ました。
女子高生編:母親が圧倒的
女子高生たちに尋ねたところ、52.9%が「鬼みたいな人がいる」と回答し、その中で最も多く挙げられたのが「お母さん」です。具体的な意見を見てみましょう。「お母さんがとても怖い」、「何かと怒る」「急にキレることがある」など、母親に対する恐れや敬畏の声が多数寄せられています。このことから、女子高生たちは家庭内での母親の存在が、彼女たちにとって大きな影響を持っている事が伺えます。
お父さんが“鬼”として挙げられることはほとんどなく、女子高生たちにとって父親の存在感は薄い様子。「お母さんは怖いけど、パパは楽勝」といった意見もあり、家庭内の力関係が見え隠れしています。
次に多かった意見は「学校の先生」です。「学校の先生が鬼みたいに厳しい」「すぐ怒ってくる」という声が多く、先生もまた“鬼キャラ”として生徒に威圧感を持たせる存在のようです。実際、教育現場での調整が必要となるようなシチュエーションが多いのかもしれません。
さらに「バイト先の店長」や「鬼みたいな友達」など、周囲に“鬼”と感じる人々がいるとする意見が次々と寄せられました。一方で、47.1%の女子高生は「鬼はいない」と回答し、「みんな優しい」「環境に恵まれている」と感じている様子も伺いました。「優しい世界に変わった」という声もあり、最近の教育や社会環境が影響していると言えそうです。
男子高生編:母親の存在が強調
男子高生でも同様に61.1%が「鬼みたいな人がいる」と答え、その多くが「お母さん」と認識しています。「ママがすぐキレる」「お母さんがマジで怖すぎる」といった意見が続出し、母親が鬼として恐れられる背景がここでも顕著に見えます。ほとんどの場合、お父さんが“鬼”として挙げられることはなく、家庭でのしつけ役は母親が担っている様です。
女子高生同様、男子高生も「先生」に対して怖さを感じています。「体育教師の威圧感が鬼そのもの」という意見もあり、何らかの理由で厳しい態度をとらざるを得ない教師もいるようです。
38.9%の男子高生は「鬼はいない」と回答し、「心優しい友達が多い」「先生がみんな良い人」という声が目立ちました。近年の教育環境の変化が、叱る文化から優しい指導へとシフトしている影響を反映しているようです。
結論
今回の調査では、現役高校生の周りに鬼とされる人々が「お母さん」「先生」であることが浮き彫りになりました。また、若者たちが周囲の人々をどのように捉えているのか、その背景には家庭や学校の文化が深く影響していることが明らかになりました。調査の詳細は「ワカモノリサーチ」のサイトで確認できますので、ぜひご覧ください。
詳細な調査内容については「ワカモノリサーチ」からご覧になれます。
ワカモノリサーチ 調査結果