時を超えた美しさ。AMIDAの新作「Digitrend Open Sapphire」発表
今年9月、スイスの時計メーカーAMIDAが新しいモデル「Digitrend Open Sapphire」を日本市場で発売します。この時計は、1970年代の名作「Digitrend」を根底にした革新性とともに、現代的な素材を活用し、美しいデザインを実現したタイムピースです。
1970年代の名作を継承
「Digitrend Open Sapphire」は、過去の名作から引き継がれたジャンピングアワー機構を搭載しています。1973年に特許を得たこの技術は、時間表示を瞬時に切り替える独自のメカニズムで、時計愛好家から大きな注目を浴びています。さらに、横向き時刻表示プリズム構造が採用されており、視認性と機械そのものの美しさを高い次元で両立しています。
高精度な視認性
AMIDAの最新モデルは、特に大型の曲面サファイアクリスタルを用いることで、内部のムーブメントが歪みなく見える設計になっています。この精密な製品は、時計愛好家にとって一つのアート作品とも言えるでしょう。新しい技術と、1970年代の職人技を融合させた時計として、時の流れを感じることができる逸品です。
限定数150本
「Digitrend Open Sapphire」は、新宿の伊勢丹本館5階ウォッチ売場やISHIDA新宿にて、初年度150本限定で販売予定です。この希少性は、多くのコレクターや時計愛好家の間で話題となるでしょう。
ムーブメントの装飾技術
この時計に搭載されるムーブメントは、様々な装飾技法が施されています。特に以下の技術が強調されます:
- - コート・ド・ジュネーブ装飾
- - 面取り仕上げ(アングラージュ)
- - フロスト加工
- - スケルトン仕様で地板に至るまで見える構造
これらの技術は、時計の美しさを引き立たせながら、見る人を魅了します。
デザインの背景
デザインは、1960〜70年代のクラシックカー、特にポルシェやアルファロメオなどからインスパイアを受けています。これらの車が放つ魅力的なラインを時計に落とし込み、1つのケースを製造するにはおおよそ24時間が必要です。この時間は、切削作業に4時間、研磨作業に20時間を費やすことを意味し、緻密な作業が求められます。
AMIDAの70年の技術
AMIDAは1925年に設立されたスイスの独立系時計ブランドで、革新性が求められる業界の中で多くの評価を受けてきました。「Digitrend」が1976年に発表された際、その先進的な機能が高く評価され、時間の表示が一瞬で切り替わるジャンピングアワー機構と、三角柱を用いた独自のデジタル表示は、時計業界での革命とされました。
DKSHとの連携
AMIDAの新モデル「Digitrend Open Sapphire」は、DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン株式会社との連携により、早期に日本市場に投入されます。DKSHは160年以上の歴史があり、様々な分野でのマーケットインサイトや流通サービスを提供。彼らのサポートによって、日本でもAMIDAの時計がより多くの人々に届くことが期待されます。
まとめ
「Digitrend Open Sapphire」は、過去の名作を現代の視点で再発見した、AMIDAのさらなる挑戦を示す時計です。時間を計るだけでなく、見る者に深い感動を与えるこの時計は、まさに美しい工芸品と言えるでしょう。