ルイ・ヴィトン、フォーミュラ1・モナコGPのタイトルパートナーに
ルイ・ヴィトンが「フォーミュラ1® ルイ・ヴィトン グランプリ·ドゥ·モナコ 2026」のタイトルパートナーに就任することを発表しました。この新たなコラボレーションは、両者の持つパフォーマンスへの探求心と、新たな高みを追求するという共通の価値観に基づき、長期的なパートナーシップを強化するものです。モナコ自動車クラブとともに、モナコとルイ・ヴィトン間に築かれた歴史的な関係を新しい次元へと進化させます。
ルイ・ヴィトンは2021年から2024年までモナコ自動車クラブのパートナーとして活動し、2025年からはフォーミュラ1のオフィシャルパートナーも務めてきました。モナコ・サーキットでは、これまでにも数々の選手が勝利を収め、その都度トロフィー・トランクを提供してきたのです。このトランクは、マックス・フェルスタッペン(2021年、2023年)、セルジオ・ペレス(2022年)、シャルル・ルクレール(2024年)、ランド・ノリス(2025年)の優勝を祝うためにデザインされています。
2026年には、6年連続で製作されるトロフィー・トランクが登場します。アニエールにある歴史的アトリエで手作業で製作されるこのトランクは、モナコ公国を象徴する鮮やかなレッドのモノグラム・キャンバスで覆われ、国旗を彷彿とさせるホワイトとレッドのラインが施されています。この特注トランクは、170年以上の旅の精神を体現しており、「Victory travels in Louis Vuitton」という理念を改めて表明しています。
さらに、2026年開催期間中には、ルイ・ヴィトンのシグネチャーを再解釈したサイネージがトラックサイドに設置される予定です。このダイナミックなデザインは、F1のスピード感を視覚的に表現し、伝説的なモナコ・サーキットにメゾンのエレガンスが響き渡ることを目指しています。
ルイ・ヴィトンは、19世紀末にジョルジュ・ヴィトンがデザインした最初の自動車用トランクから始まり、これまでにサヴォアフェール(匠の技)とパフォーマンスを融合させることに成功してきました。この伝統は、1993年のアメリカズカップやFIFAワールドカップ、パリオリンピック・パラリンピック競技大会など、多くの偉大なスポーツ大会でのトロフィー・トランク製作にも受け継がれています。
モナコグランプリは、世界中の何百万人ものファンに熱狂され、モータースポーツイベントの中でも特に重要な位置を占めています。この舞台において、ルイ・ヴィトンは勝利の瞬間をさらなる輝きで飾り、その瞬間を永遠の伝説へと変える役割を果たしていくことでしょう。
ルイ・ヴィトンは1854年の創業以来、革新とスタイルを融合させ、最高級の品質を提供し続けています。旅行用のラゲージやバッグ、アクセサリーを通じて、創業者ルイ・ヴィトンが生み出した「旅の真髄(こころ)」を今日も引き継ぎ、進化させています。 これまでの成功は、歴史の中で出会った建築家やアーティストとのコラボレーションによるものでもあります。
フォーミュラ1®は、1950年に始まった世界で最も権威のあるモーター・レース大会であり、毎年開催される人気のスポーツシリーズです。モナコGPはその中でも特に名高いレースであり、選手たちは世界一難易度の高いコースに挑むことで、その名を歴史に刻んできました。今後のルイ・ヴィトンとフォーミュラ1の関係にも目が離せません。