日本の伝統美と最新技術が融合する「ベンチュラ SHIBORI」
日本の伝統的な染色技術「シボリ」にインスパイアを受けた、ハミルトンの限定タイムピース「ベンチュラ SHIBORI」が、東京のキャットストリートで登場します。この特別な時計は、古き良き日本の文化と、ハミルトンの革新性が見事に調和した逸品です。“時を超える芸術”と称されるこの作品は、ハミルトンが長年の経験と技術を駆使し、絞り染めの専門家たちとのコラボレーションによって形にされました。
絞り染めの美しさの追求
開発は、ハミルトン日本チームによるもので、まずは絞り染めの布が選定されました。それぞれ異なる手法で仕上げられた藍染の布が、デザイナーによって高解像度の写真に変わり、そこから複数のダイヤル案が制作されました。厳密な協議を経て、選ばれたデザインは、規則性と偶然が共存する絞り染めの美しさを最大限に引き出しています。結果として、心に残る深い印象を与えるものに仕上がっています。
先端技術による表現
従来の印刷技術では再現が困難な模様も、最先端の3Dプリント技術を使用することで実現しました。真鍮製のベースプレートに施されたインディゴとホワイトの7層のデジタル印刷は、まさに芸術的です。さらに、銀色のロゴやインデックスが立体的に配置され、光の角度によって表情を変えます。この技術により、風呂敷の繊維感や模様の奥行きが生き生きと表現されています。
遊び心とエレガンスの両立
秒針のカウンターウェイトには、キャットストリートにちなんだ“猫”のモチーフが配置され、赤いラッカーで仕上げられた先端が時を刻みます。このデザインは、遊び心と洗練されたエレガンスを表現しています。また、時分針には「ベンチュラ」の象徴であるドーフィン型が採用されており、伝統と現代のバランスを巧みに保っています。
ストラップと素材のこだわり
ストラップには、インディゴブルーとシルバーのバイカラーレザーを使用。ブルーはダイヤルの深い色合いを引き継ぎ、シルバーはポリッシュのステンレススチールケースと調和。また、内側にはベルベットのように柔らかなアルカンターラ素材が使用されています。これにより、肌触りにも高い評価が寄せられています。
フレックスブレスレットとイージークリックシステム
このモデルには、イージークリックシステムが搭載されており、気分やシーンに応じてストラップを簡単に交換可能です。エルヴィス・プレスリーが愛した「ベンチュラ」を現代に引き継ぐ解釈として、日本独自の精神が込められています。ケースバックには、キャットストリートの名にふさわしい猫を模した特別なデザインが施されています。
特製風呂敷で包まれる時計
この時計は、一つ一つ丁寧に手絞り染めされた特製の風呂敷で包まれます。この包み布は、美しさの再利用が可能で、日本の物を包み運ぶためのテキスタイル文化を象徴しています。ハミルトンストア 東京 キャットストリートでしか入手できない、特別なタイムピースです。
ハミルトンの歴史と精神
ハミルトンは、1892年にペンシルバニア州で設立されたブランドで、130年以上にわたって高精度な時計を製造してきました。アメリカの鉄道の歴史と共に発展し、多くのハリウッドスターに愛用されるなど、文化的な影響力を持つ存在です。デザイン、技術、クラフツマンシップを追求し続けるハミルトンは、今もなお革新と伝統を織り交ぜたタイムピースを提供しています。公式サイトやSNSもチェックし、新たな情報を得ることができます。