VIPO Film Awardがロッテルダム国際映画祭で発表
日本国内外の映画業界で注目を集めるVIPO Film Awardが、ロッテルダム国際映画祭の併設企画マーケットであるCineMartにて授与されました。これは特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)が国際的な連携を深めるべく設立した賞で、海外のプロデューサーや監督の発掘を目的としています。
VIPO Film Awardの目的
このアワードの主な目的は、国際共同製作を目指す海外のクリエイターを支援し、最新の企画トレンドを掴むことにあります。また、日本と海外マーケットの橋渡しを行うことで、より多くの国際的なプロジェクトが日本で実現されることを目指しています。
受賞作品について
2023年2月2日から5日にかけて開催されたロッテルダム国際映画祭で、世界中から選ばれた20の企画がCineMartでピッチを行い、 VIPO Film Awardが授与されました。今年の受賞者は、インドネシアとシンガポール共同制作の映画「Four Seasons in Java」です。
受賞者の声
受賞者となった監督のKamila Andini氏とプロデューサーのIfa Isfansyah氏は、次のようにコメントしています。「私たちの映画プロジェクト『Four Seasons in Java』がCineMart 2025でVIPO賞を受賞したことを大変光栄に思い、感謝しています。ストーリーを作り上げていく過程において、この評価は私たち全体にとって非常に大きな意味を持つものです。この受賞が、私たちのチームにとって重要なエネルギーとなり、この物語を完成させるための力となることを願っています。」
企画の概要
「Four Seasons in Java」は、自然と人間の関わりをテーマにしており、インドネシアの美しい四季を背景にした物語が展開します。精緻な映像美と力強いストーリーが融合し、観客に感動を与えることを目指しています。
VIPO Film Awardがもたらす意義
このアワードの受賞により、世界中の映画制作者との交流が進むとともに、海外の企画が日本市場に進出するきっかけとなります。VIPOは今後も、国内外の映画業界の発展に寄与するため、さらに支援を続けていく所存です。
お問い合わせ
VIPO Film Awardについての詳細やご質問は、特定非営利活動法人映像産業振興機構のグローバル展開事業部までご連絡ください。メールアドレスは
[email protected]です。問い合わせの際は件名に「VIPO Film Award」とご明記いただくようお願いいたします。