昭和にタイムスリップ
2025-03-27 17:26:24

淡路人形浄瑠璃資料館の写真展で昭和にタイムスリップ!

淡路人形浄瑠璃資料館の特別展示



2025年に開館35周年を迎える淡路人形浄瑚瑠璃資料館では、地域の魅力を伝えるための特別なイベントが開催されることが決まりました。南あわじ市が誕生して20年となる2025年4月5日から、同館の特別展示室で「昭和の人形浄瑠璃をみる!タイムスリップ写真展」が行われます。この写真展では、昭和半ばに撮影された貴重な白黒写真65点以上が展示され、来館者は人形浄瑠璃のある時代の雰囲気を存分に味わうことができるのです。

アニバーサリーを祝う展示


今年度は、淡路人形浄瑠璃資料館の開館35周年をはじめ、南あわじ市の市制20周年と100年前の淡路花博にちなんだ「花みどりフェア2025」も行われるため、多くの来場者が訪れることが予想されます。このタイミングで開催される写真展では、展示に訪れた方々が過去の人形浄瑠璃を「見る」だけでなく、理解するための解説も用意されています。

展示内容について


特別展示室の面積は約42㎡。ここで展示される昭和時代の写真は、一般の人が抱く人形浄瑠璃の印象を変えるもので、人形浄瑠璃を未体験の方でも楽しめる工夫が施されています。入場は無料で、館内の他の展示も同様に無料で観覧可能です。展示室では、控室を覗く子供たちや演者に向かう熱心な観客の姿を描いた写真が展示され、世代を越えた多様な観客に親しまれていた様子が感じられます。

淡路島の人形浄瑠璃の歴史


淡路人形浄瑠璃には500年以上の歴史があり、この伝統芸能は元々神事の一環として発展してきました。江戸時代になると、淡路島内には多くの人形浄瑠璃の座が存在していたとされ、他地域へ巡業する姿が記録されています。当時の公演は、寺や神社で仮設舞台を作り、地域の人々に密に接する形で行われていました。

野掛け小屋の再現


展示の特長の一つとして、淡路島で活躍する写真家の野水正朔氏の作品を基にし、野掛け小屋の再現が計画されています。来場者は金看板や絵看板のレプリカを通じて、当時の公演の雰囲気を感じることができます。さらには、録音された浄瑠璃の音声も流れ、実際にその場にいるかのような体験ができるでしょう。

歴史的瞬間を記録した写真


今回のタイムスリップ写真展では、滅多に公開されない貴重なネガフィルムからの写真も使用され、舞台の裏側や演者の素顔が浮き彫りになります。普段目にすることのできない景色が、多くの方に新たな発見を提供することでしょう。特に、控室でくつろぐ太夫の姿は、彼らが日々楽しむ人形浄瑠璃の現実として、来場者の興味を引くこと間違いありません。

ぜひ足を運んでみてください


この特別な展示は、兵庫県南あわじ市にある淡路人形浄瑠璃資料館にて、2025年8月まで開催予定です。歴史を感じながら、ぜひ足を運んでみてください。この機会に昭和の人形浄瑠璃の魅力を再発見し、豊かな文化に触れてみませんか?

施設情報


  • - 入館料: 無料
  • - 住所: 兵庫県南あわじ市市三條880
  • - 開館時間: 10時~17時
  • - 休館日: 水曜日(祝日の場合は翌平日休館)
  • - 問い合わせ: 淡路人形浄瑠璃資料館 TEL 0799-42-5115
  • - 公式サイトはこちら



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