押井守と藤原カムイが描く犬たちの伝説が電子書籍で復活！

電子書籍『犬狼伝説改』配信開始のお知らせ

株式会社双葉社が、押井守と藤原カムイが手掛ける名作「犬狼伝説改」の電子書籍版を2025年12月4日より配信することを発表しました。この作品は1988年に始まったコミックシリーズ『犬狼伝説PANZER COP』や、1999年の『犬狼伝説完結編』、2010年の『前夜-ケルベロス騒乱異聞』を完全収録した内容となっています。さらに、1987年の映画『紅い眼鏡』のコミカライズ版も収載され、ファンにとってうれしい要素が詰まっています。

コンテンツの中身は全460ページにおよぶボリュームで、押井守自身と藤原カムイ、そして出渕裕との鼎談が巻末に収録される予定です。これにより、作品を深く理解し、楽しむための視点が追加されることになっています。

「犬狼伝説」とは

「犬狼伝説」は、日本がドイツ軍に占領された架空の歴史を舞台に、社会混乱の中で治安を維持すべく生まれた特機部隊「ケルベロス」の物語です。この設定は、視聴者を惹きつける要素であり、特にセクトと呼ばれる過激派集団との抗争が描かれています。時代背景は、経済成長を急速に進める中での失業者の増加や犯罪の増加など、現実社会の問題を反映しています。

電子書籍の詳細

- 配信開始日：2025年12月4日（木）
- 予価：4,950円（税込）
- 購入リンク：

- Kindle
- 紀伊國屋書店 (Kinoppy)

この電子書籍は、ファンだけでなく新たな読者も楽しめる内容となっており、シリーズ館の魅力を感じることができるでしょう。

さらなる展開も

さらに、長編アニメーション映画『人狼JIN-ROH』は、2026年3月に4K化リバイバル上映されることが発表され、視覚的な美しさを再体験できる機会が提供されます。この映画は、押井守の原作を基に沖浦啓之が監督を務めたもので、広く評価されています。

「犬狼伝説」と続く「ケルベロス・サーガ」は、アニメーション作品から派生した多岐にわたる媒体で展開されており、今後の展開にも大いに期待が寄せられています。ファンはもちろん、新たに興味を持った方も、この機会にぜひ堪能してみてください。