大阪中之島美術館アップサイクルワークショップ
美術館での新たな試み、アップサイクルワークショップが5月11日(日)に開催されます。このイベントは、大阪中之島美術館が主催するもので、参加者が実際にアートを楽しみながら環境問題について考える機会となります。株式会社チクマが特別に企画・運営を行い、参加者が持ち帰ることができる手作り作品の魅力もさることながら、その背後にはSDGsに基づく持続可能な社会への大切なメッセージが込められています。
ワークショップの内容
今回のワークショップでは、昨年の展覧会で使用されていた巨大的な垂れ幕を素材として使用します。これまでの展覧会の思い出と結びついた垂れ幕が、参加者の手によって星をテーマにした「フォトガーランド」に変身します。七夕の季節にぴったりな素敵なアイテムで、家庭や室内を彩ることができる一品となるでしょう。
この垂れ幕の準備には、障がいを持つ方々が日々従事されている、社会福祉法人いちょうの森の協力が得られています。事前にカットされた垂れ幕を参加者が持参したハサミや速乾性のボンドを使い、自由な発想で加工していく流れになります。
参加方法と詳細
ワークショップは、午前と午後の2回に分けて実施されます。参加希望者はそれぞれの時間帯に20名まで募集しており、対象は小学生5年生以上です。参加費は500円(税込)で、大阪中之島美術館のチケットサイトから申し込みが可能です。持ち物は特にありませんが、ハサミやボンドなど必要な道具は主催者側で用意されていますので、手ぶらでお越しいただけます。
開催日程
- - 日付: 2025年5月11日(日)
- - 時間: 10:30~11:30、14:00~15:00
- - 場所: 大阪中之島美術館2階多目的スペース
- - 募集人数: 各回20名
- - 参加費: 500円(税込)
アップサイクルプロジェクトの意義
アップサイクルワークショップは、ただアートを楽しむだけでなく、様々な立場からの協力によって成り立っています。環境問題への対策や、福祉への支援の観点にも目を向けたこの活動は、持続可能な社会の形成に寄与することを目指しています。日常生活にアートを取り入れる楽しみと共に、命あるものを無駄にしない意識を育む重要な機会ともなるでしょう。
これまでのワークショップでは、数々のアート作品が生まれています。例えば、第1回では開館記念特別展の垂れ幕をハンギングオーナメントにアップサイクルするなど、既存の素材を新たな形に蘇らせる取り組みが繰り広げられました。今後も多様なアプローチでワークショップが開催され、地域のアートと環境意識の向上につながることが期待されます。
大阪中之島美術館について
大阪中之島美術館は2022年に開館し、6000点を超えるコレクションを所蔵しています。本館の設計は開かれた公共空間として、多くの人々が訪れることを促しています。「誰もが気軽に訪れ、くつろげる美術館」を目指すこの場所で、地域の芸術活動を支援し続けています。
この下部にあるリンクを通じて、より詳細な情報をご確認の上、ぜひご参加を検討ください。
大阪中之島美術館
株式会社チクマ
皆さんの参加をお待ちしております!