高松太一郎の個展「collage」開催のお知らせ
日本のテーラー界に新たな風を吹き込む高松太一郎。本格的なテーラリング技術に独自のアプローチを加えたオートクチュールの作品が、待望の個展で披露されます。開催期間は2025年3月17日(月)から3月23日(日)まで、場所は東京・南青山のギャラリー「void+」です。
高松太一郎とは?
福岡県出身の高松太一郎は、キャリアにおいて異色の経歴を持つテーラーです。東京造形大学で美術を学び、その後2005年に渡英。ロンドンのサヴィル・ロウにてテーラリング技術を身につけ、以降、PRADAやDolce&Gabbana、パリのオートクチュールメゾンでの経験を経て、2022年に独立しました。彼は現在、富山を拠点にアトリエを構え、独自のスタイルを確立しつつあります。
個展の内容
今展では、高松が長年の経験から生み出したオリジナルの生地による作品を中心に展示します。これまでにない独特な質感を持つ生地は、国内のテキスタイルメーカーとの共同開発によるもの。
作品の特徴
高松は人体を一つのキャンバスとして捉え、骨格や筋肉、さらには体内の水分までもが生地と組み合わさることで、唯一無二のオートクチュールを創り出します。展示される4つの作品は、単に服であるだけではなく、アートとしても楽しむことのできるものとなっています。これらの作品は、平面と立体の境界を曖昧にする「コラージュ」としての要素が強く、視覚的な刺激を与えることでしょう。
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展示概要
- - 会期: 2025年3月17日(月)-3月23日(日)
- - 時間: 12:00-19:00
- - 会場: void+ 東京都港区南青山3-16-14 1F
- - 主催: Azone+Associates / void+
- - 定休日: 会期中無休
- - お問合せ: [email protected]
- - HP: www.voidplus.jp
終わりに
高松太一郎の「collage」は、彼の独特な視点と技術が融合した作品を通じて、オートクチュールの新たな可能性を示しています。ぜひこの機会に、彼の世界観に触れてみてはいかがでしょうか?