レジ袋有料化後のエコバッグ利用状況
レジ袋有料化が実施されてからおよそ6年が経過し、日本の消費者の買い物スタイルは大きく変わりました。株式会社mitorizが実施した調査によれば、エコバッグの利用率は92.2%に達し、購入しない人の割合は82.6%と、購買行動にかなりの変化が見られます。
調査の概要
この調査は、消費者購買行動データサービス「Point of Buy®」に登録する3,004人を対象に行われました。レジ袋有料化の影響やエコバッグの利用実態について調査が行われ、今の買い物行動や環境意識についての結果がまとめられています。
レジ袋購入に対する意識
調査結果から明らかになったことの一つは、レジ袋を全く購入しない人が54.3%という高い割合を占め、さらに「あまり購入しない」が28.3%で、合わせて82.6%の人々が日常的にレジ袋を購入していないことです。特に関心を引くのは、「時々購入する」や「よく購入する」という人に対して、43.5%が購入に対する抵抗感を持っていることです。これは、エコバッグの使用を促進する一因と言えるでしょう。
買い物行動の変化
エコバッグの利用については、77.9%の人が有料化以降、エコバッグを統一的に使用するようになったと回答しています。さらには、自宅から持参するという利用形態も31.4%に達し、「袋を使わずそのまま持ち帰る」という人も20.6%存在しています。これらの結果は、レジ袋に依存しない新しい買い物スタイルが確立されつつあることを示唆しています。
環境意識の高まり
環境保全に対する意識も大きな変化が見られました。「レジ袋有料化により効果があった」と感じている人は61.9%に上ります。特に60代以上の人々では71.0%がこの効果を実感しており、年代別の意識の違いも明らかになっています。若い世代と比べ、高齢者においての環境問題への認識が強いことがデータから伺えます。
エコバッグの利用開始動機
さらに、エコバッグの使用開始についての調査では、利用者の51.7%が有料化開始をきっかけにエコバッグを使用し始めたと答えています。これによって、制度導入がエコバッグの普及に大きく寄与していることがわかります。
結論
レジ袋有料化の施策は、消費者の買い物行動や環境への意識にポジティブな影響を与えていることがはっきりしました。当初の目的である環境保全に貢献し、今後さらなる意識の高まりが期待されるでしょう。今後もこのような調査が行われ、持続可能な社会に向けた動きが前進することを願います。