株式会社サンステラが贈る未来のクリエイター支援
2025年3月12日、株式会社サンステラは創業18周年を迎え、それを記念して特別なキャンペーンを発表しました。対象は18歳以下の学生クリエイターで、FDM/FFF方式と光造形方式の3Dプリンターを合わせて10台、無償で配布します。これは、3Dデータを自作できるユーザーの皆さんに向けたもので、応募は学生自身で行う必要があります。
次世代技術者の育成を目的とした取り組み
このキャンペーンは、次世代の技術者やクリエイターを支援することを目的に立案されました。3Dプリンターは、STEM教育(科学、技術、工学、数学)において重要な役割を果たし、実践的なスキルを学ぶための素晴らしいツールです。しかし、しばしば高額な機器が一部の学生にとっては導入の壁となってしまいます。
そこで、株式会社サンステラは、学生が自由に創造力を発揮できる環境を整えるため、このキャンペーンを実施することに決めました。これにより、多くの学生が3Dプリンターを活用して、自らのアイデアを具現化する第一歩を支援します。
学生の声が生んだプロジェクト
池袋本社では、予約制のショールームを設け、実際に3Dプリンターを見て触れることができるスペースを提供しています。ここには多くの学生も訪れ、特に中学生からは「お年玉を貯めて3Dプリンターを買う」という声が聞かれるなど、学生たちの好奇心旺盛な姿が印象的でした。しかし、初期投資の高さが障害となり、実際に挑戦できない学生が多い現状も同時に感じました。この思いから、企業が学生に向けた支援の手を差し伸べることが必要だとの考えが生まれました。
コンテスト形式の応募プロセス
応募には、自ら3Dデータを制作することが必須です。このデータの内容が選考基準の一つとなり、自作であることを証明する必要があります。また、提出されたデータの質も重要な要素となります。期待されるのは、それぞれの思いやアイデアを形にした力作です。応募は2025年3月12日から4月13日までの間に行うことができ、全力で制作したデータを楽しみにしています。
提供プリンターの仕様
今回無償提供される3Dプリンターは、以下の通りです:
- - FDM/FFF方式:AnkerMake M5(3台)・AnkerMake M5C(4台)
- - 光造形方式:HALOT-MAGE(3台)
応募の条件は、学生であることが前提で、本人による応募のみが対象となります。また、使用ソフトはZBlashやFusion360など、自分でデータを制作できるものである必要があり、生成AIを用いたデータの提出は不可としています。
まとめ
3Dプリンターは、ますます多くの分野で活躍する技術です。株式会社サンステラは、このキャンペーンを通じて学生クリエイターのサポートを行い、クリエイティブな未来を共に築くことを目指しています。テクノロジーの進化に伴い、創造力豊かな世代が生まれることを信じています。今後も、学生の皆さんの応援を続ける企業でありたいと考えています。詳細なキャンペーン情報については、公式ウェブサイトを訪れてください。