新しい癒しの形、“禅サウナリトリート”とは
株式会社シェアウィングが、和歌山県那智勝浦町のTemple Hotel 大泰寺で2025年4月25日から提供を開始する新プラン“禅サウナリトリート”。この体験は、本格的なフィンランド薪サウナ「龍蒸庵」において行われ、心と体を整えた後に“セルフ禅問答”を通じて自己と向き合う特別な時間が設けられています。
禅とサウナ、相乗効果の秘密
“禅サウナリトリート”は、サウナで身体を温めた後、心を静めて自分自身の内面と対話する機会を提供します。禅問答は、坐禅修行の一環であり、巡り来る問いに対して自ら答えを探究するプロセス。この過程によって、私たちが抱える悩みやトラブルとは、心の中の「とらわれ」から生じるものであることに気づき、解放へと導かれます。
大泰寺は熊野古道沿いという自然豊かなロケーションに存在し、訪れる人々に静寂と安らぎをもたらします。サウナによって身体がすっきりした後、禅問答を楽しむことで、日常生活では味わえない貴重な体験が展開されます。
プランの詳細
この特別なリトリートには、標準プランとプレミアムプランの2つが用意されています。標準プランでは、薪サウナでリラックス後、タブレットを使用して禅問答に挑戦します。価格は1泊2日で28,000円から(時期により変動)。
プレミアムプランでは、厳しい修行を経た西山住職との直接の禅問答が体験でき、坐禅や食事も含まれています。こちらは100,000円から(同様に時期による変動あり)となっています。
体験の流れ
体験は、まず心を清めることから始まります。そして、サウナの入浴後に禅問答を通じて自分の心に向き合う時間が設けられます。住職のコメントによると、サウナは心の状態を実感するための「入り口」であり、坐禅の魅力を知るきっかけになるといいます。
この新しい試みは、従来のサウナを超えた精神的な体験を提供し、訪れるひとりひとりに心の拠り所を与え、日常生活におけるストレス解消にもつながるでしょう。
お申込みについて
参加には事前の予約が必要で、興味のある方は公式ウェブサイトを通じて申し込むことができます。特別な体験を通じて、自分自身と向き合う旅に出かけてみませんか?
体験を提供する大泰寺の紹介
大泰寺の住職、西山十海氏は、サウナを取り入れることで、心を静め、不安や悩みから解放されることを目指しています。彼の考えでは、お寺はただの宗教施設ではなく、誰もが訪れられる癒しの場所であるべきです。この新しい取り組みを通じて、多くの人々に心の安らぎを感じ取ってもらいたいと語ります。
この新しい禅サウナリトリートが、あなたの心に新たな光をもたらすことを期待しています。