岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」の新しい挑戦
日本カバヤ・オハヨーホールディングスが開催する第7回岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」が、2025年8月に待望の公演を行います。今年の4月には、岡山県内の小学3年生から高校3年生を対象にしたオーディションが実施され、61名の子どもキャストと12名の子どもスタッフが選ばれました。このプロジェクトでは、計250名以上が応募し、その中から見事に選ばれた78名が、約4か月間の稽古を経て舞台に立ちます。
新たなキャスト
今回の注目は、ヒロイン「みのり役」を演じる藤井愛永(ふじいまな)さんと「ハロルド役」を担う重本知代子(しげもとちよこ)さんです。藤井さんは舞台女優を目指し、この役を通じて命のつながりや友達との絆を表現することに期待を寄せています。一方の重本さんは、過去にみのり役を演じた経験を持ち、今度はハロルドという多様性と命の重さを体現するキャラクターに挑みます。彼女たちの想いは、自分たちと同じように生きづらさを感じる人々への希望を届けたいというものです。
稽古と成長
稽古は5月24日からスタートし、子どもキャストたちは日前の間に多くのことを学び、様々な感情や状況に向き合っています。このミュージカルはただの舞台製作ではなく、地域の子どもたちが表現機会を得て成長する重要な場だといえるでしょう。「ハロルド!」は、岡山の豊かな自然をテーマに、命を考える機会でもあります。子どもたちは仲間と共に力を合わせ、ひとつの目標に向かって物語を作り上げることに楽しさを感じているようです。
岡山子ども未来ミュージカルとは
岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」は、地域貢献を目的として2017年に誕生しました。「人物育成こそ地域貢献」を理念に、子どもたちが自らの表現力を育て、他者とのつながりを実感できるよう努めています。これまでの公演を通じ、参加者たちはさまざまな経験を積むことができ、彼らが未来のリーダーとなることを期待されています。
公演の詳細
第7回岡山子ども未来ミュージカル「ハロルド!」は、2025年8月12日(火)と13日(水)の二日間で行われます。公演場所は大阪・関西万博EXPOホール「シャインハット」で、計三公演が予定されています。この機会に、岡山から発信される新しい物語をぜひ楽しんでください。
チケット情報
今年も大阪・関西万博公式サイトを通じて、抽選申し込みが可能です。公演当日券も用意されているため、観覧希望者はぜひ公式サイトで最新情報を確認してください。ただし、万博への入場には別途チケットが必要となりますので、注意が必要です。
岡山の子どもたちの力強いパフォーマンスと共に、感動的なストーリーが展開する「ハロルド!」に今から期待が高まります。