美容業界に新風「美容商材圏(BTA)」始動
最近、美容業界において注目すべき提携が発表されました。株式会社シェアリング・ビューティーと株式会社SEESが業務提携し、美容・ライフスタイル領域に特化した新しいマーケティングモデル「美容商材圏(BTA)」をスタートしました。このモデルは、上流の戦略設計からサロンでの実売データ収集までを一貫して実現する次世代OMO(オンラインとオフラインの融合)マーケティングを目指しています。
提携の背景と目的
シェアリング・ビューティーは、美容業界で唯一「四層のサプライチェーン」を独自に保有しています。具体的には、メーカー・ディーラー・サロン・マーケティングの各側面から美容事業を支援する体制を構築しており、この強みを活かすことで、より効果的なマーケティング施策の実現を目指しています。
一方、SEESは、PR戦略やキャスティングネットワークを駆使した高い実行力を有しています。この二つの企業が手を組むことで、美容ブランドに必要な戦略設計から最終的な購買データの回収まで、完全なサポートを提供できることになります。
美容商材圏(BTA)の6つの工程
「美容商材圏(BTA)」は、以下の六つの工程から成り立っています。これらのプロセスを循環させることで、ブランドの持続的成長を実現します。
1.
上流設計
経営課題に対する戦略立案を行い、単なるプロモーションにとどまらず、ブランドの課題定義やKPI設計に至るまでを網羅します。常に市場での勝機を最大化するための設計図を提供。
2.
PR・メディア
SEESの豊富な経験を活用し、有力メディアへのアプローチやタイアップを設計。オンラインとオフラインの両面でブランドのストーリーを浸透させます。
3.
体験
港区・乃木坂にある大型LEDビジョン完備の体験型スペースを利用した「没入型タッチ&トライ」を展開。クリエイターやメディアを集め、ブランドの世界観を体感できるイベントを開催します。
4.
拡散・信頼
美容専門家やインフルエンサーの力を借りたSNSマーケティングを実施。美容師発信メディア「HAIR」や、3万人を超える美容プロネットワーク「ALLRY」がその基盤となります。これにより、高い信頼性を持つ推薦を促進。
5.
販売
シェアリング・ビューティーが提携する全国のサロンやディーラーをフル活用し、実店舗での流通を強化。実体験を通じて興味を持った顧客を、実際の購買へと結びつけます。
6.
データ
施策を通じて得られた購買データや顧客インサイトをフィードバックし、次回に向けた戦略を常に更新。これにより、マーケティング投資の最適化を図ります。
未来への展望
「美容商材圏(BTA)」は、美容・ライフスタイル業界において実体験と購買との断絶を打破し、データ駆動型で持続可能なブランドの成長を支援します。2026年度中には、10プロジェクトの稼働を見込んでおり、これにより蓄積されたデータを利用して、マーケティングの精度を一層高めていく予定です。
この革新的なモデルにより、美容ブランドは今後の成長を図る新たな可能性を得ることになるでしょう。両社の取り組みから目が離せません。