アイドルが体験する相撲部屋と驚きの裏側『推すもうさんTV#6』

相撲部屋のリアルを体感したアイドルたち

先日放送された『推すもうさんTV』第6回では、アイドルグループfav meのメンバー、小野寺梓さんと中本こまりさんが埼玉県川口市の湊部屋を訪れ、相撲界の文化と伝統に触れました。相撲を知らないアイドルが、どのように相撲の世界を体験したのか、その様子をお伝えします。

初めての相撲部屋

この企画は、「相撲を知らないアイドルが相撲のリアルを体験する」というテーマに基づいています。最初に彼女たちが体験したのは、湊部屋特製のちゃんこ鍋の試食です。この日の食卓には、豪華な鶏のから揚げや具だくさんのちゃんこ鍋が並びました。小野寺さんは、「男子が好きそうな味」と笑顔で感想を述べ、二人はそのボリュームに驚きを隠せない様子でした。

食事のルールと驚きの金額

湊親方が、食器を統一している理由を教えてくれた時には、2人も納得。食費について話が及ぶと、湊親方は「1か月で30～40万円かかる」と明かし、二人は目を丸くして驚きます。親方の言葉からは、食事の重要性と、相撲を支えるための経済的な側面も垣間見えました。

厳しいルールと温かさ

また、食事の順番は厳格に決まっており、「師匠が食べていいと言うまで食事に手を付けられない」と説明されると、彼女たちは「ワンコだ～！」と笑い声を上げました。ここに見られるのは、相撲界の伝統や礼儀がどのように受け継がれているかという点です。

親方の過去と今

中本さんが湊親方に相撲を始めた理由を尋ねると、「実は相撲が嫌いだった」という意外な返事が。中学時代は柔道をやっていた彼ですが、両親の勧めもあり、艱難辛苦の中で相撲界に飛び込むことになったといいます。過酷な稽古や朝4時に部屋を抜け出した経験も語り、現在は弟子たちを見守る中で、その厳しさの大切さを知ったと教えてくれました。

相撲部屋の裏側

食事の後、2人は湊部屋のルームツアーに移り、玄関には大小さまざまな力士の履物が並ぶ中、中本さんはその大きさに驚きの声をあげました。特大サンダルを試すシーンもあり、「失礼します」と言いながら顔を合わせた瞬間、一同はその大きさに笑いを誘われました。また、普段は見られないまわしが干されている光景を見て、小野寺さんが「昆布みたい」とコメントし、和やかな雰囲気を作り出しました。

温かい世界を感じて

『推すもうさんTV』第6回は、相撲界の伝統と食文化をテーマに、アイドルたちが独自の視点でその魅力を体験する内容でした。番組の終わりには、彼女たちが「どうしてもやりたかったこと」を試すシーンもあり、厳しさだけでなく、親しみやすさも感じさせる温かい世界が展開されていました。「ABEMA」にて無料で視聴できるこの番組、ぜひチェックしてみてください。