YUIMA ENYAとJ.A.K.A.M.が放つ新曲「謳歌」
2025年1月14日、実力派アーティストYUIMA ENYAとJ.A.K.A.M.が手掛けた新曲「謳歌」がデジタルリリースされる。この楽曲は、彼らの前作「矮大(Waidai)」に続く共作であり、阿波踊りの要素を取り入れた力強いビートと、感情を揺さぶるYUIMAのボーカルが魅力の一曲だ。
二人のアーティストについて
ジャズ、ソウル、オルタナティブのシンガーであり、モダンファンクバンドSUPER CATSのリードボーカルとしても知られるYUIMA ENYA。彼女は、18歳でNYに渡り、The New School for Jazz and Contemporary Musicでジャズボーカルを専攻。在学中から多様な音楽に触れ、独自の感性で表現力を高めてきた。
DJ、トラックメーカーであり、『CROSSPOINT』を運営する彼は、日本の音楽シーンでの重要人物。彼のスタイルは独創的で、国内外のフェスで活躍し続けている。特にアンダーグラウンドから広範囲にわたる活動で知られ、多くのジャンルを融合した作品を生み出している。
「謳歌」の音楽的背景
「謳歌」は、日本の伝統的な阿波踊りのビートを基盤に、J.A.K.A.M.が駆使する多彩な楽器アレンジと力強いうねるベースが特徴だ。その上に、空を突き抜けるようなYUIMAのボーカルが融合し、聴く者を引き込むような盛大な曲に仕上がっている。阿波踊りは1580年代に始まった祝祭行事であり、自由で解放的な雰囲気を生み出す音楽と踊りが特徴だ。この楽曲を通じて、リスナーは伝統的な要素と現代的なサウンドが交差する新たな体験を得ることができる。
配信情報
「謳歌」は、Apple MusicやSpotify、Amazon Musicをはじめ、185ヵ国以上で展開される55以上の音楽プラットフォームにて配信。特にmoraやOTOTOYではハイレゾ音源のダウンロード購入が可能で、音質にこだわりのあるリスナーにもおすすめだ。また、CROSSPOINTのBandcampからも直接ダウンロード購入ができる。
歴史を感じる楽曲とその魅力
この新曲は、ただの音楽に留まらず、阿波踊りの文化背景やその成り立ちを反映させた、深いメッセージを持っている。仏教の影響とともに、踊りが人々の生活に根付いた様を歌詞で表現しており、日本だけでなく、アフリカの影響を感じさせるグルーヴも内包している。つまり、「謳歌」は和でありながら、普遍的に広がる可能性を秘めた楽曲だ。
総括
YUIMA ENYAとJ.A.K.A.M.が作り上げた「謳歌」は、ただの音楽以上のものであり、聖なる伝統と現代の感覚が見事に融合した作品である。彼らの次なる取り組みにも期待がかかる中、1月14日のリリース開始を心待ちにしたい。