映画ファンの皆さん、耳寄りなニュースです。アイルランドの青春映画『ハンサム・デビル』が、2025年4月3日に渋谷ホワイトシネクイントでアンコール上映されることが決定しました。この映画は、先日新宿ピカデリーで行われた特別限定上映が即完売したことを受けての再上映です。今回のアンコール上映は、Filmarks主催のリバイバルプロジェクト「Filmarksレコメンド」の第4弾としての位置づけです。
『ハンサム・デビル』は、2016年に製作されたアイルランド映画で、日本では劇場未公開でしたが、邦題『ぼくたちのチーム』としてNetflixで短期間配信されたこともあります。現在は視聴手段が限られているため、映画ファンからの惜しまれる声が多かった作品です。本作は、学校生活に悩む少年たちの友情や葛藤を描いた感動作であり、特に多様性が重視される今の時代にこそ響く内容となっています。
ストーリーは、ラグビー名門の寄宿学校に編入されたネッドが、ルームメイトのコナーとの心の交流を通じて成長していく様子を描いています。二人の友情は音楽という共通の趣味によって育まれ、懸命に自己を表現する姿には心を打たれること間違いなし。世代を超えた感動がここにあります。
キャストにも注目です。ネッド役には『恋人はアンバー』のフィオン・オシェイ、コナー役には急成長中の若手俳優ニコラス・ガリツィンが名を連ねています。また、彼らを見守る新任国語教師役には、アンドリュー・スコットが出演しており、その演技力には定評があります。彼は『SHERLOCK シャーロック』のモリアーティ教授役で広く知られ、実力派としての一面を見せています。
また音楽も重要な要素とされており、80年代から90年代のUKロックの名曲がふんだんに使用されています。アンダー・トーンズやプリファブ・スプラウトの楽曲が劇中で流れる中、思わず口ずさみたくなるようなシーンも多々あります。この映画は、ただの青春物語ではなく、観る者の心に残るメッセージが込められています。
アンコール上映の詳細は以下の通りです。上映日時は2025年4月3日(木)20時10分から、会場は渋谷ホワイトシネクイントです。チケットは3月28日(金)正午12時から販売開始予定で、価格は均一1600円です。ただし、各種割引サービスは適用されないのでご注意ください。
この特別な機会を逃さず、ぜひ劇場でスクリーンの前に足を運び、『ハンサム・デビル』の持つ力強いメッセージと素晴らしいパフォーマンスを体感してください。あなたの青春の一ページをもう一度、心に刻むことができるかもしれません。そう、青春は何度でも繰り返されるのです。映画が私たちに与えてくれる感動を、ぜひ味わっていただきたいです。これが今までの人生に新たな光をもたらす作品となるでしょう。