クラシコ株式会社、東京証券取引所グロース市場上場
クラシコ株式会社が2025年11月5日に東京証券取引所グロース市場への上場を果たしました。医療現場に感性を届けることをミッションに掲げ、福祉やデザインを兼ね備えた医療用アパレルの開発・販売を行っています。その創業は2008年に遡り、以来、白衣やスクラブなどの製品を通じて医療従事者の誇りと自信を引き出すことを目指してきました。
クラシコの開発理念
クラシコが特に重視するのは、プロダクトのデザイン性と機能性の両立です。医療の現場で働く方々に、服を着ることで感じる高揚感や自信を届けたいと考えています。医療ウェアを着ることで、医師や看護師がその役割に対して誇りを持てるように、素材開発から製品設計まで、「感性」を重視したものづくりを行っています。
上場の意義
代表取締役の大和新氏は、今回の上場はクラシコにとってのゴールではなく、新たな出発点であると語ります。「医療現場に、感性を。」という理念のもと、上場を通じてより多くのステークホルダーにこのメッセージを発信し、ブランド価値のさらなる向上を目指しています。
サステナビリティとBranding
また、クラシコは医療と社会・文化をつなぐ活動にも力を入れています。コラボレーションや協業を通じて、持続可能な医療のあり方を探求し、地域社会への貢献にも注力。これらの活動は、医療従事者に新たな価値を提供するための重要な要素として位置づけられています。
今後の展望
クラシコは、これまでの挑戦を踏まえつつ、国内外のパートナーと連携して新たな製品や体験を生み出すことを目指しています。「日本発のライフスタイルブランド」として、医療現場の常識を覆すデザイン性のある白衣を中心に、さらなる進化を続けていくでしょう。世界中の医療に関わる人々へ、新しい価値と感性を届けることがクラシコの目標です。
医療現場の変革に寄与
クラシコの医療用アパレルは、患者とのコミュニケーションのきっかけともなり、「仕事のモチベーションになる」と高く評価されています。その結果、日本国内での認知率は47%に達し、年平均で会員数は41.7%増加。医療従事者に対して心の温度を上げる形で、医療の持続可能性にも貢献しています。
これからもクラシコは、医療現場で働く人々に向けて、デザイン性や機能性に裏打ちされた製品提供を続けていくでしょう。彼らの挑戦は未だ始まったばかりであり、今後の展開に大いに期待が寄せられています。