寺山修司特別ステージ
2025-12-22 19:48:26

寺山修司生誕90年記念事業 生原稿展と特別ステージ詩劇を開催

寺山修司生誕90年を祝う特別な一幕



2025年12月27日、中野Gallery-O2で寺山修司の詩劇『われに五月を』のダイジェスト上演が行われます。この公演は、寺山修司生誕90年を記念した大規模な生原稿展に併せて実施され、寺山の豊かな言葉の世界を体験する絶好の機会となっています。

特別ステージは、昭和精吾事務所によるもので、彼らは寺山の作品を通じて「言語の洪水」と呼ばれる独特の表現方法で情景を描き出します。演目が持つ力強い詩の一言一言は、昭和精吾による表現で新たに息を吹き込まれることで、観客に深い感動を与えることでしょう。

多彩なプログラム



『われに五月を2026』の公演では、ただのフラットな演出にとどまらず、音楽や視覚的表現が融合した作品が楽しめます。J・A・シーザーの音楽と、昭和精吾事務所のメンバーによる語りが絶妙に絡み合い、観客は圧倒的な表現を体感することができるのです。また、青森にまつわる「長編叙事詩 李庚順」や、初期短歌から構成されたユニークな「短歌掛け合い」、さらには展示される原稿「おさらばの辺境」が加わることで、寺山修司の幅広い作品世界を知ることができるでしょう。

また、音楽監督の西邑卓哲が手掛けるアコースティックギターの弾き語りも必見です。音楽の新しいアプローチにより、語りと音楽のコラボレーションは新境地を開くこと間違いなしです。

生原稿展と特別ステージ



公演当日は、午後1時から夜9時まで生原稿展が無料で開放され、来場者はゆっくりと寺山修司の原稿に触れることができます。展示は、ドリンクを片手に自由に見学が可能であり、特別ステージのみがチケットを持つ人の入場に限られています。このように、観客は文化的な体験と共に憩いの場を持つことができるのです。

さらに、昭和精吾事務所は2022年に寺山修司の戯曲『仮面劇・犬神』の音源を発売し、活動の幅を広げています。彼らは只の劇団に留まらず、音楽や映像といった様々なジャンルに挑戦していることからも、その多彩な表現力が伺えます。

公演情報



公演日: 2025年12月27日 (土) 19:00開演(約50分)
会場: 中野Gallery-O2
* チケット料金: 前売2,000円(1ドリンク付き、全席自由・税込)

特別な夜を思い出に残すためにも、ぜひこの機会を逃さずに参加してください。チケットはカンフェティから発売中です。公式サイトもご覧ください:https://showaseigo.com/wp/20251227-2/

記念すべき寺山修司の生誕90年を彩る、魅力的なイベントにご期待ください。


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