心に残る観月会
2025-09-09 11:46:50

横浜・三溪園で楽しむ中秋の名月と音楽の饗宴「観月会」、心に残るひとときを

横浜・三溪園における文化の夜「観月会」



横浜市中区に位置する国指定名勝「三溪園」では、2025年10月3日から7日までの期間、秋の風物詩として知られる「観月会」が開催されます。このイベントは、音楽や舞踊のパフォーマンスと共に、満月を愛でるひとときを提供するものです。特に中秋の名月が見払い、心に残る美しい景観の中、訪れる人々は静かで情緒あふれる場面に包まれます。

イベントの魅力


「観月会」では、日没後から21時まで古建築に照らされた三溪園の散策が楽しめる特別な体験が用意されています。園内の中心には歴史的建造物「臨春閣」があり、ここを舞台に様々なパフォーマンスが催されます。具体的には、日替わりで「筝・尺八アンサンブル」「雅楽」「日本舞踊」「サックスとピアノ」「薩摩琵琶」の演奏が行われ、どれも無料で観覧可能です。

特に注目すべきは、2018年以来となる日本舞踊の七々扇流の出演です。この流派は幕末に横浜で発祥し、三溪園とも深い関係を持つ伝統ある流派です。日本文化を体験するにはうってつけの場所といえるでしょう。

スケジュールの詳細


「観月会」の期間中、各日ごとに異なる音楽や舞踊の演目が設定されています。

  • - 10月3日(金):箏・尺八アンサンブル(演奏時間 18:00~20:00)
  • - 10月4日(土):雅楽(演舞時間 18:00~20:00)
  • - 10月5日(日):日本舞踊(演舞時間 18:00~19:45)
  • - 10月6日(月):サックスとピアノ(演奏時間 18:00~19:20、各回30分)
  • - 10月7日(火):薩摩琵琶(演奏時間 18:15~20:00)

それぞれの演目には、伝統的な曲目が用意されており、観客は日本の音楽が持つ魅力に浸ることができます。演奏の鑑賞は臨春閣前の芝生エリアで行われるため、のんびりとした雰囲気の中で楽しむことができます。

特別なお食事会も実施


10月5日には、特別企画として「真砂茶寮」による懐石料理のお食事会も開催されます。通常は非公開の「鶴翔閣」で、五感に響く料理を楽しむことができ、至高の体験が待っています。このお食事会は事前申し込みが必要で、定員が50名と限られているため、早めの申し込みをお勧めします。

最後に


「観月会」は、古建築の美しさと秋の響きを伴い、この時期にしか体験できない特別なイベントです。毎年多くの人々に愛され、心温まるひとときを提供しているこの催し。ぜひ、足を運んで日常から離れた贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。中秋の名月がもたらす不思議な夜、あなたのご来園をお待ちしております。


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