気持ちが交錯した福岡と青森の接戦！惜敗の舞台裏に迫る

福岡ライジングゼファー、惜しくも青森ワッツに敗北

2025年12月20日、りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 シーズンの一戦、福岡ライジングゼファーと青森ワッツが激突しました。結果は福岡が70対73で惜敗。試合は終盤まで接戦が続き、両チームの選手たちが力を尽くしましたが、紙一重の差で勝利を逃しました。以下に試合の詳細を振り返ります。

試合概要

スコア

- 福岡: 70
- 青森: 73

クォーターごとのスコア

- 1Q: 福岡 15 - 19 青森
- 2Q: 福岡 22 - 14 青森
- 3Q: 福岡 17 - 20 青森
- 4Q: 福岡 16 - 20 青森

試合の展開

福岡はアウェーでの試合で、最初のクォーターから厳しい展開に直面しました。試合が始まるやいなや、青森に連続得点を許し、気持ちの面でも非常に焦りが見えたと思います。福岡はターンオーバーも目立ち、青森に8点のリードを許します。しかし、#23村上選手のペイントアタックや#8青木選手、#32狩野選手の3ポイントシュートで徐々に盛り返し、4点差で1Qを終えることができました。

第2クォーターでは青木選手の3ポイントシュートが決まり、一時は逆転に成功。さらに寒竹選手も外角から得点を重ねてリードを拡大。しかし青森の#1ケリー選手が3ポイントシュートを連発し、再逆転される展開に。またも狩野選手の得点で福岡が前半を4点リードで終えました。

後半に入り、福岡は青木選手のジャンプショットで帳尻を合わせましたが、青森はすぐさま反撃。特にケリー選手の活躍が目立ち、得点を重ねてきます。福岡は會田選手のアタックでリードを保っていましたが、3Q終了間際にケリー選手がブザービーターを決め、1点差まで追い上げられます。

最終クォーターでは緊迫した攻防が続きました。福岡が西川選手の得点で再度リードを奪いますが、ケリー選手が4本目の3ポイントシュートを決め、青森が再逆転に成功。その後、青木選手のフリースローで同点に追いつくも、ワン選手にバスケットカウントを許して3点のビハインドに。

試合の締めくくりは福岡が青木選手の3ポイントシュートで反撃を狙うもリングに弾かれ、惜しくも勝利を逃しました。

総括と選手のコメント

試合後、福島雅人HCは出だしの悪さを反省しつつも、後半に流れを引き寄せた選手たちに感謝の意を表しました。また、青森の主力であるケリー選手とのマッチアップに苦しんだことを明かし、より一層の修正が必要だと語りました。

一方、青木龍史選手は欠けているコアメンバーの中での戦いの厳しさを語り、特にリバウンドや重要な場面でビッグマンに頼る状況が勝敗を分けた瞬間だったと振り返りました。

青森のホームのアドバンテージも考慮しながら、福岡は次回の試合でも一層改善を繰り返し挑んでいくことでしょう。